【感想・ネタバレ】評伝 本田宗一郎 創業者の倫理と昭和ものづくりの精神のレビュー

あらすじ

一代で「世界のホンダ」を築いた経営者・本田宗一郎。その生き様には、現代にも通ずるたくさんのヒントがつまっています。
本書に描かれるシーンのひとつひとつには、名言集では知ることのできない機微が隠されています。
時代とともに疾走し続けた本田宗一郎の意地とプライド、そして悲哀をご堪能ください。
(本書は08年、青月社より出版された作品の電子書籍版です)
【本書の感想】
「この本は夢を現実にしたチャレンジ精神の教えです」(北星鉛筆 杉谷和俊)
「現代においても企業として、経営者として進むべき道を示してくれている。『誠心誠意、正直に事にあたる』『決してあきらめない』ということを」(富士住建 竹田淳一)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本田宗一郎という人物をひとことで表現するとすれば
『峻厳なるヒューマニスト』という言葉がもっとも適している。

本書は、これまで語られていなかった本田宗一郎の新しい一面も含め、
宗一郎の魅力が満載の一冊となっている。

グローバルな金融危機の中、我々の仕事にたいする姿勢が今まさに
問われている現代、私たちは今、いったいなにをすべきなのか。

読者は、宗一郎の生き方の持つある種のダンディズムや、数々の言葉の
中から、今の自分がすべきことのヒントを必ず見出してくれるだろう。

読めば、胸が熱くなり、たちまちやる気が奮い立つ。
青月社が自信を持ってオススメする待望の一冊!!

0
2010年05月20日

Posted by ブクログ

人柄に優れ皆から好かれた技術家の本田宗一郎、参謀として経営のみの一切を任された藤沢武夫、この二人のタッグがあって本田技研工業は大きくなったのであり、決して本田宗一郎一人が後世から伝説化されるべきではない。
本田宗一郎が神のような人物ではなく、人間味あふれる人物であると知ったことで益々憧れと敬意が深まった。

0
2010年10月11日

「ノンフィクション」ランキング