あらすじ
「ダイエットは迷信」である。そう断言する著者は12歳から18年間、ありとあらゆるダイエット法を実践し、ダイエットでは決して健康にヤセることはできないとの結論に至りました。本書は『マリ・クレール』『AERA』『産経新聞』『正論』等で好意的に紹介され、平成20年にはAmazonランキング「ダイエット部門」で1~24位を常にキープするなど、ロングセラーとなった名著の改訂版です。
「人間の体はダイエットすると太り、ダイエットをやめるとヤセるように作られています。大切なのはダイエットをヤメるときの心と体のケアです(続きは本の中に……)」。
ダイエット先進国アメリカでは、ダイエットは肥満の原因になることが統計的に実証され、いま多くの医者や科学者が無理なダイエットに警鐘を鳴らしており、著者の唱える理論が海外では常識になりつつあります。医学博士、田下昌明先生(豊岡中央病院理事長)ご推薦。
「ダイエットという強迫観念が世界を覆っている。商売人は科学性を装って次から次へと新たな手法、薬、食材を宣伝し、世の女性を振り回す。そんな風潮に風穴を開けようとする著作が登場した」(産経新聞)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カロリー制限しても痩せない、反動で暴食してしまって太る、運動は続かない、けどやらないといけないとストレス・・・
そのへんを覆してくれる本。
心の声をしっかり聞くことができるかどうかがキモっぽい
それなしに思いつくままに食べてたら太る
その辺、ブレてるだろう感性のポイント解説や心のフォローがバリエーション豊かに書かれてたのが印象的。
あとは実践あるのみ
Posted by ブクログ
人によって合う合わないはあるけれど、あたしには救いの1冊!食べることを我慢するなんて、すごく酷なこと。食べたものを吐いてしまうくらい追いつめられる前にも後にも、お願いだからこの本を読んでほしいです。
Posted by ブクログ
カロリー神話とか、ダイエットをするということ自体がやせない体質を作るんだぜ、という話。
実に考え深い。
しかしながら評価が低いのは、彼女が「感情」でこの本を書いているから。
「ダメなのよ!」「間違ってるの!」その思いは強く伝わるんだけど、
この本自体が、彼女の言う「体験談のあるダイエット法」にも見えてしまう。
もう少し冷静になって、論理だてて引いた視点で書けば説得力もあるんだろうに。
作者というか編集者が悪いのかな。
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捕捉というか、追記。
ダイエットって言葉が無い頃の方が肥満の人が少なかった、というのは感覚的になんとなく分かる。
カロリー過多だから太るわけでもなく、食べてもやせる時期があるのも分かる。
作者さんに強い思いがあってそれを伝えたいのも分かる。それを悪く感じているわけじゃない。
ただ、あまりにも感情がダイレクトに書かれていて、受け取る側に一瞬ためらいが生じる。
感情がある故に「これは感情論の体験談じゃないの?」というような。
そこがもったいないな、と思う作品。