あらすじ
【ファクトフルネスより大事な「マウントフルネス」の極意をあなたに】
マウンティングを理解することは、人間を理解すること。
AIが進化しても役立つのは人間理解のセンス。
80億総マウント社会を軽やかに生き抜くための必読書。
人間関係あるところにマウントあり、マウンティングを制する者こそが人生を制する。3万以上の事例を収集・分析してきたマウンティング研究家が、80億総マウント社会を乗り切るためのナレッジを集大成。
・一流の人こそこっそり活用していマウンティングの最強パターンとは
・ステルスマウント×マウントさせる=最強のビジネススキル
・イノベーションはテクノロジーからではなくMX(マウンティングエクスペリエンス)から生まれる
AIが発達し、英語、ファイナンス、ITといったスキルが陳腐化するこれからの時代に不可欠な人間理解のセンスとマウンティングリテラシーが身につく。マインドフルネス、ファクトフルネスより大事な「マウントフルネス」の極意をあなたに。
■こんな方におすすめ
・人間関係を円滑にする武器を手に入れたい方
■目次
●はじめに 世界はマウンティングで動く
──マウンティングは現代社会を生き抜くうえで必須の教養
──人生はマウンティングで攻略できる
●第1章 マウンティング図鑑 ~一流の人こそ実践するマウントのパターンとレシピ~
──グローバルマウント
──学歴マウント
──教養マウント
──達観マウント
──虎の威を借るマウント
●第2章 武器としてのマウンティング術 ~人と組織を巧みに動かす、さりげない極意~
──一流のエリートが駆使する「ステルスマウンティング」5大頻出パターン
──「マウントする」ではなく「マウントさせてあげる」が超一流の処世術 ~おすすめの「マウンティング枕詞」11選~
●第3章 マウンティングはイノベーションの母 ~マウンティングエクスペリエンス(MX)を売れ~
──テクノロジーからイノベーションは生まれない
──米国企業の競争力の源泉はマウンティングエクスペリエンス(MX)の設計能力にあり ~顧客の「マウント欲求」をハックせよ~
──マウンティングエクスペリエンス(MX)の設計に成功した国内事例
──日本経済にはマウントが足りない
●第4章 「マウントフルネス」を実現するには ~「80億総マウント社会」を生き抜くための人生戦略~
──マウンティングとともに生きる
──マウンティングを味方にする戦略と技術
●おわりに
■著者プロフィール
マウンティングポリス:「人間のあらゆる行動はマウンティング欲求によって支配されている」「マウンティングを制する者は人生を制する」を信条に、世の中に存在するさまざまなマウンティング事例を収集・分析し、情報発信に取り組むマウンティング研究の分野における世界的第一人者。「だれもが自分らしくマウントを取ることができる豊かな社会」の実現に向けて、我が国のマウンティングリテラシーの向上に努めることを人生のミッションとして掲げている。【X】@mountingpolice
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。
タイトルを見て興味がわいたが、マウンティングについて理解が深まったか気がする。多くの人が日常やSNSでマウンティングする中で、少し遠くから彼らの心理を読み解いたりできるから面白い。
最初のマウンティング集は普通に面白かったけど、プライドや舐められないため、コンプレックスを隠すために知らず知らずやってしまうのかな?
マウンティングさせてあげる技術を使って、彼らを気持ちよくマウンティングさせてあげたい。
また、MXの設計は非常にいい勉強になった。
ブランド志向が近い?とも感じたが、これから人は自分のマウンティング欲求が満たされるサービスを利用するのだろうと思った。顧客のマウンティング欲求を知ることでMXを高めていきたい。
マウンティングリテラシーを身に着け、人間理解力を高めて、このマウンティング時代を楽しんでいきたい。少なくとも少し気持ちは楽になりました。
以上、少しマウンティングを盛り込んだコメントでした。
Posted by ブクログ
自分の欲求の全てを受け止めることで格段に生きやすくなるという気づきが最高でした。
本書のマウンティングとは、相手に対して自身が優位な立場であることを誇示する意味合い。
ex.タワマン、駐妻
人間の行動の大半はマウンティング欲求からくる。
本書の立場は、マウンティングを肯定的に受け入れ、現代社会の必須教養・人生を切り拓くツールとして考える。(マウントフルネス)
現代は目に見える物質的な不満がすでに解消されているため、人間のいわゆる三代欲求を起点としたビジネス機会は限定的。
一方でSNSを通じた他者との関わり機会の中で、
「他人よりも優れていると感じたい」
「自分が格上だと思われたい」
といったマウンティング欲求へシフトしている。
(ビジネスチャンスでもある)
先日お伝えしたとおり
→うまくお伝えできておらず恐縮ですが
嫌味っぽさが薄れるいいフレーズ。どんな事象も自分が源で受け取っている姿も理想。
Posted by ブクログ
私自身、マウント踊っている周りの人に対して、心のどこかでしょうもないなぁとか、そういう思いを持っていたけれど、この本を読んで、具体的事例を見ていると、自分の中にもまだまだそういう面が残っているんだと気づいた。それと同時にこれだけ心の内で他人を批判していた自分が恥ずかしくなった。一方で、このまたと言うのは、誰しもが持っている本能なのかもしれないとも改めて思った。人と比べて優越性を感じて、自分の安全、安心を確保しているのかもしれない。そういう意味で考えると、マウントの軸が少ないことが問題であり、もっともっとマウントの軸を増やして自分らしく生きられる人が増えたらいいのかもしれない。
Posted by ブクログ
マウンティングに成功することが企業利益につながるというのはおもしろい。アップルとかテスラは確かになあ。
テスラはトランプ政権にすり寄ったのでマウント力が落ちてるみたいだけど
Posted by ブクログ
面白さは十分あり、確かになーと思える箇所もいくつかあったが、内容は正直薄く感じた。
けど軽い気持ちで読めて、読みやすかったので暇あれば読む価値あり。
Posted by ブクログ
いろんなマウントの種類があり、発言のどの部分がどういうマウントの意図があるのかを言語化していて面白かった。
マウントの種類同士の組み合わせ相性などの解説も面白かった。
相手の発する言葉のマウント部分が特定できればあえてその部分を持ち上げて利用する等、マウントさせてあげる余裕を常に持ちたいと思った。
Posted by ブクログ
一見マウントあるある的な本かと思いきや、現代社会を生き抜く示唆に富んだ一冊。
自分の凄さを嫌味なく伝えるステルスマウンティングもそうだが、相手にマウントさせてあげることで味方を増やす、マウンティング欲求を刺激すると高額商品が売れる、比較されない立ち位置を見つける、などは薄らと感じていたモヤモヤを言語化出来た気がしている。
マウント欲求は人間の本能であり逃れられないが、それを使いこなせば強力な武器になると肝に銘じておこう。
マウントフルネスと言いたいだけ、、、では無かった!
Posted by ブクログ
Xでの投稿を参考に作られてるだけあってリアリティがあった。個人的に毛量マウントが面白かった。しかしこの内容で1400円は高いかなという印象です
Posted by ブクログ
最初はあるあるかと思ったが、心を守る術を教えてくれるビジネス書だった。そもそもマウンティングに対して、そうですかとしか思わない自分なので何かが変わったとかではなく、うんうん頷きながら読んだ。
Posted by ブクログ
マウンティングを取る人がまわりにちょいちょいいることもあり、学んでみようと手に取った本。
マウントフルネス笑
とがってておもしろい。笑えて元気もらえる
メモ
・グローバルマウント グローバル要素をマウンティングに使う
・学歴マウント
・教養マウント 芸術、文学、音楽、美術、哲学など
・達観マウント 承認欲求
・虎の威を借るマウント 権威性の高い存在との関係性を示すことで自分をアピールする行為
・ステルスマウンティング頻出パターン
自虐マウンティング 自分を卑下しつつ優位性をアピール
感謝マウンティング 感謝に紛れてマウンティング
困ったマウンティング 困った感じを出しつつpr
謙遜マウンティング 謙遜してるフリして優位な立場をアピール
無自覚マウンティング 自覚なく相手にマウンティング
・相手にマウントさせてあげるマウンティング枕詞
共感型
まさに◯さんのおっしゃる通りでして
その点については私も全く同感です
おっしゃることは論点として極めて重要だと考えております
尊敬型
こんなことを◯さんの前で申し上げるのは釈迦に説法ですが、
頂いた指摘を踏まえ改めて考えなおしてみたのですが
この点については◯の専門家である◯さんに伺いたいのですが
◯さんの洞察の深さには及ぶべくもありませんが
謙遜型
門外漢なもので大変恐縮ですが
私の理解が追いついてないせいかもしれませんが
Posted by ブクログ
ネットに溢れるネタを集めたような本ではあるが、最後の方にあるマウンティングから逃れられないことを認め、自分なりのポジションを見つけるか、という点は意義深かった。
Posted by ブクログ
マウンティング対策として読んだ本でしたが、近年の流行の商売に対して、ユーザーの承認欲求を満たす為のマーケティングなりが施策がされていると感じました。マウンティングされたら、そのままその人をたたればいっかーなんて思いました。(※マウント取る人に対して、皆薄々感じたり、察したりすることが大概なので、心で笑っとけばいいと思いました。)なんか最近のモヤモヤすっきりしたー!
Posted by ブクログ
様々なマウンティング事例を紹介している。一度は聞いたことがあるマウントだし、自分がしていたことも確かにマウントだという指摘をうけた気になる。
人間がマウンティングから逃れられない宿命というのはここまで生きてきてやはり共感できる。「人と比べるな、過去の自分より進んでいればOK」と良く聞くアドバイスは一瞬心が楽になるが、レベルが低すぎないか?とも思う。平均点が80点なのに過去0点から10点に上がったと喜んでるのはお気楽でおバカにしか見えない。そこで本書が提案しているのは、比較されない独自のマウンティングをとること。テスト10点でも美貌×投資家とか、人間としてのステータスで単純比較されない背景があれば良いのだ。
また、目標を叶えるためにはただ書き出すのではなく周りにどうマウンティングするかを考えるとワクワク感が長続きする、などやってみたくなった。
マウンティングは人間の本能でかつ人間は社会的な生き物なので、相手にマウントさせてあげることが生存戦略として必須である。気づいていないが至極簡潔な理由により納得感がすごい。
Posted by ブクログ
他人と比較することなく生きることが不可能だとしても、できれば、他人と比較せず自分は自分と達観して生きたいと願う。なので、この本の内容には基本的に共感はできない。が、なるほどと思わせる部分もある
Posted by ブクログ
だいぶピンポイントなネタマウンティングもあるけど面白かった。
マウンティングする時される時にメタ認知できるようになりつつ、むしろ相手にマウンティングさせてあげるスキルは身につけたいと思う。
Posted by ブクログ
205ページ中120ページは事例集
正しくマウントさせてあげる
相手のメンツを適切に設計することによって、自分の見方になってもらう
マウンティングという魔物から解き放たれ、マウンティング地獄から脱出する
マウンティングポリス
3万以上の事例を収集・分析してきたマウンティング研究家
人間の行動の大半はマウンティング欲求によって支配されており、マウンティングから完全に逃れることはほとんどできない
80億総マウント社会
人間自身に内在するマウンティング欲求を理解し、マウンティングとの正しい付き合い方を知る
解説の
一方的に、みせつける
とか
「質素な生活」とは相容れない上から目線の「マウント感」
ワロタwww
Posted by ブクログ
出てくる単語が自分には一般的じゃないので(ダボスとかフォーブスとか)ぴんとこないものも多かった。わかるわかるが、面白さがちょっと足りなかった。
Posted by ブクログ
書店で見て気になってた本、今回読んでみた。
最初のマウンティングの種類は、このようなものもあるのかと知り、結構タメになった。
マウンティングは人間に備わった宿命である意味避けられないからこそ、上手く付き合おうという主張は一理あると思う。
相手にマウントさせてあげるフレーズは、試してみたい。
Posted by ブクログ
グローバルマウント=時差ぼけで死にそう、ニューヨーク出張、懐かしい、など。
学歴マウント=音大志望だが仕方なく東大、逃げるようにハーバード、
教養マウント=古典愛読、歌舞伎、アート、ワインなど。
達観マウント=お金も地位も興味が無い、インドで達観、ご飯と味噌汁が一番、屋久杉、地方移住、など。
虎の衣を借りるマウント=自民党から呼び出し、ゴールドマンサックス、著名人とランチ、など。
ステルスマウンティング
自虐パターン、周囲への感謝を述べつつ自慢、マッキンゼー退社後、謙遜マウンティング、無自覚マウンティング、
マウントさせてあげることで十分な敬意を示せる。
釈迦に説法だと思いますが、と枕詞につける。
この点については専門家である○○さんに、と持ち上げる。
門外漢なので恐縮ですが、と謙遜する。
マウントさせてあげる、スキルを活用して上手に動かす。このスキルこそが21世紀に求められる能力。
バズワードよりマウンティング欲求に着目する。バズワードからイノベーションが生まれることはない。ビジネスは、マウンティングエクスペリエンスの設計がほとんど。
SNS時代は、マウンティング欲求が高まっている。
顧客を階層化するために、対立軸を用意する。=学歴、年収、地位、居住地、婚姻歴、教養、海外経験、子供などで上位顧客を目指させる。
アップルは製品を使うことでマウンティングできるように設計されている。
FACEBOOKはマウンティングのプラットホーム。過去の思い出をシェアする機能で、過去の自分でもマウンティングする機会を提供。
スタバ=スタバとMacBook=おしゃれでできる自分。
テスラ=世界最先端のテクノロジー企業。環境マウンティング。一時プリウスもハリウッドスターが乗っていた。
WEWORK=weworkと書かれたマグカップが作られた。ニューヨーク発のおしゃれなシェアアフィス。
newdpicks=承認中毒に誘うプロピッカーというシステム。有識者によるコメント。
東大EMP=東大エウゼクティブマネジメントプログラム=東大ブランドを授ける。受講料は500万を超える。
フォーブス
ジャパン30アンダー30。
マッキンゼー東京オフィス=近年は大量採用でブランドの毀損が起きている。
京都市=奈良ではそうはいかない。京都はニューヨーク並のブランド力がある。
UXよりもMX=ユーザーエクスペリエンスよりもマウンティングエクスペリエンス。
人と比較するより自分と比較する、ことは難しい。人間が社会的動物である以上本能ともいえる。自分のマウンティング欲求を自覚する。
未来マウント日記=夢や希望をそのまま書くのではなく、マウントをとっている自分を紙に書く。そのほうが実感がわきやすい。臨場感がある。
複数のマウンティング要素を組み合わせて独自のポジションを作る。投資家×質素、
不毛なマウンティング欲求に振り回されずに、自分のマウントフルネスを手に入れる。
Posted by ブクログ
1時間で読める
まぁ、マウンティングリテラシーって、要は人間理解だよね
人間理解って、ようはリベラルアーツだよね
そんな本だった。
やっぱり作者の身元がわからんと、適当言ってるように聞こえちゃう。
マウンティングポリス
でも身元がわかっちゃうと言ってることマウントになっちゃうかもしれんから難しいな