【感想・ネタバレ】一瞬で数字をつかむ！「概算・暗算」トレーニングのレビュー

堀口智之

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学生の頃までの計算といえば、間違えてはいけないものでした。ほんのわずかな間違いも０点となってしまうものでした。しかし大人になった今、実は学生の頃よりも身のまわりには数字があふれていて、生活でも仕事でも、何かしらの“計算”を求められる場面は多いのですが、100％正確に答えを出さなければならない場面は限られています。多くの場面では、ざっくりと計算し、その全体像を把握できればよいのです。本書では、そのざっくりとした計算である概算とそれにともなう暗算のコツや考え方を理解しながら実際の問題に触れていきます。日常の買い物のポイント計算、自社の商品の原価率、はたまた国家予算規模の兆の値まで、社会人が日ごろ接するあらゆる数字の意味をパッと掴む力を身につけられる一冊です。

[ブクログ · ★★★★★]

題名の通り、概算・暗算のテクニック、トレーニング。

細かい間違いは許容してしまい、概算暗算を頭の中でしてしまえば、
仕事や会議や打合せ、資料作りや見積書作成のスピードが増す。

兆億万の掛け算、割り算。
カンマの位置と0の個数からパッと計算するなど。

誤差を許容する事は確かに問題ない。
方向性を決める程度なら、細かい数字は関係ない。

ある意味、数の間違いに対する勇気が出た。
桁数と頭の2桁が合っていれば良し。

練習問題もたっぷりで、読むのに時間が掛かる事と、計算疲れを起こす事が難点（褒めてる）。

[ブクログ · ★★★☆☆]

しっかり理解できればかなりの爆速で概算計算できる。しかし、どの方法だっけ？と数秒迷ってしまうならその時間で普通の暗算ができてしまうというジレンマ。慣れと反復が必要なテク。

[ブクログ · ★★★☆☆]

数字のセンスが皆無の自分。これまでもいろいろな計算方法の本などを読んできたが、結局のところ身についたことはひとつもなかった。
今回こそという気持ちで全部わかるまで読んで、練習問題もすべて解いてはみた。
ただ、丸暗記しなくてはいけないことがけっこうあるのと、実際に生活する中でどの計算方法を適用して答えを求めればよいのかがわからないことがある。
もっと何回も読み込んで、練習問題も何度も解けば身につくのだろうか？

私のレベルに合っている「数字のセンスが身につく本」はこの世には無いのではないかと思い始めている(泣)