【感想・ネタバレ】アナーキー経営学 街中に潜むビジネス感覚のレビュー

あらすじ

流行に乗じたタピオカ店のしたたかな戦略とは?

二郎系ラーメンやフグ釣り漁船から、寺社のサイドビジネス、転売ヤー、そしてネットワークビジネスまで――。会議室の外で生まれる「野生のビジネス」を経営理論で読み解くと、思わぬ合理的戦略が見えてきた! 身近な例から楽しく経営学のエッセンスが学べる一冊。

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Posted by ブクログ

制度的規範を利用したビジネスとして、フグ釣り船(自治体ごとの調理免許の難易度の差を利用して独占)、サプリメント(様々な手段で正統化を図る)など。

生き残り戦略としてのイノベーションとして、老舗店舗の不動産業(店舗の担保価値の高さを利用)、寺院の不動産業など。

環境を用意することで需要を生み出す沖縄のBBQ施策。

制度ができることで逆に法スレスレのやり方がまかり通るビジネスとして、転売ヤー、爵位ビジネス、ネットワークビジネス。

どれも面白い着眼点で、楽しく読めた。

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2024年08月10日

Posted by ブクログ

企業と経営者を対象とした学問という通念を打破しようとした試みである。
ある程度、成功していると評価するか、アナーキーという言葉が看板倒れと感じるか、人によって分かれるだろう。
移民による起業の話は、現在、米国でまさに起きている現象だ(社会保障番号がないため就職できないが、起業して稼げば食いつなげる)。模倣はオリジナリティを創出するための必要な過程であるとの議論は、伝統芸能でよく出てくる議論で興味深い。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

当たり前だが、結果的に起業家になっている
ケースの方が最初から起業家を目指す人より
はるかに多い。
個人的には、これからはライフスタイル起業家が増える気がします。

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2024年03月22日

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