【感想・ネタバレ】引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光をのレビュー

あらすじ

中学時代に出会った「競馬」に衝撃を受け、馬主になることを夢見る。
念願かなって馬主になったことで、公には知られていない競馬を引退した馬達の悲惨な現状を知り、馬を助けるための活動を始める。
自分だけではどうにもならない現実に打ちのめされながらも活動を続けることで賛同者が次々と現れ、助けることが不可能と言われていた多くの馬を保護する。
「1頭の馬が起こした奇跡」による、そこに至るまでの活動記録である。
(※本書は2023-04-07に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです。)

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Posted by ブクログ

競馬を引退した馬は心も身体も傷ついている。
筆者の方も競馬界、保護活動界、両方の世界のジレンマと誹謗中傷の中で、傷つき悩みながら、馬を助けたいという信念の元、活動されている。

保護活動の世界も闇がある事に何を信じてよいのかわからなくなる。

決して過激な動物愛護を主張しているわけではなく、1人よがりではないので、とても読みやすい。競馬が好きな方にはぜひ読んで欲しい。

馬も涙を流す事を私は今まで知らなかった。

自分も少しでも多くのサラブレッドがただ、馬として暮らせるようにできる事をしていきたいと思う。

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2024年03月17日

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