あらすじ
身寄りの無い大富豪・宮島勉とその秘書・田ノ倉良介はとんでもないゲームを思い付く。田ノ倉が見付けてくる赤の他人に一億円を進呈するのだ。条件は使いみちを報告することのみ。突然大金を手にした者の人生はどう変わっていくのか? 大富豪と秘書はつぶさに見つめる。欲を抑えきれず迷走する人、見事に使い切る人……。悲喜こもごも、名手が描く一億円×5話の物語。
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Posted by ブクログ
おもしろかった!偉い人と秘書は同じ人で、それ以外は各ストーリーごとに別の人が出てくる。一億円ってなんでもできそうだし、使い方によってはもしかしたら意外と足りないかもしれない。予想通りに進むこともあれば予想外の話の動きがあったりしておもしろかったので、誰かにもオススメしたい一冊でした。
Posted by ブクログ
久しぶりの赤川次郎さんの作品。白血病を患う親友を自分の高校の制服を着て卒業式に参加させてあげる話には少しジーンと来ました。ひどい扱いをされた人にやり返す話もスカッとしました。とにかくテンポ良く読めました。