【感想・ネタバレ】先任将校 新装解説版のレビュー

あらすじ

不可能を可能にする戦場でのリーダーのあるべき姿とは──『早乙女碧シリーズ』著者の時武里帆氏推薦、海上自衛隊幹部候補生学校の指定図書にもなった感動作!
フィリピン沖三百マイルの太平洋上で、敵潜水艦の魚雷攻撃を受けて乗艦沈没の憂き目にあった軍艦名取短艇隊百九十五名の生還の記録。食糧も、真水もなく、航海用具も持たず、十五日間も橈を漕ぎ続け、二十七歳の先任将校の決断、次席将校の補佐、隊員の団結で、死の運命を切りひらいた海の男たちの感動の物語。〈解説/時武里帆〉

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Posted by ブクログ

30年以上前、中学生の時に読んで以来の再読になります。いろんな戦争にまつわる話は、さまざまな評価があります。そのことは別にして、とにかく下士官兵の反乱が起きないか、ハラハラしたことを思い出しました。また、太平洋で泳いでカッターまで辿り着くだけでも驚いてました。著者の松永氏は、祖父の旧制中学の同年代の方で、よく当時の海軍兵学校へ進学することがエリートだった、憧れだったことを聞かされて、懐かしい地名とともに思いをはせました。

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2025年02月17日

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