【感想・ネタバレ】性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悶のレビュー

あらすじ

※電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。
唯一の超大国として、最も進んだ科学技術を誇るアメリカ。だが、キリスト教の倫理観に縛られ、二億挺を超す銃が野放しにされるなど、「性」と「暴力」の問題については、前近代的な顔を持つ。それはなぜか――。この国の特異な成り立ちから繙き、現在、国家・世論を二分する、妊娠中絶、同性愛、異人種間結婚、銃規制、幼児虐待、環境差別、核の行使などの問題から、混迷を深めるいまのアメリカを浮き彫りにする。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

暴力に対するダブル・スタンダード

「白人女性を異人種から守る」騎士道精神

私刑リンチの伝統と戦争、死刑

子どもを特別視しながら、子どもを放棄する

中絶は殺人なのに、銃で人は殺し続けても良い

人種差別やジェンダー差別を改善しようと続けるが、銃を携帯する権利は手放さない。

面白かった。アメリカという国の特異性を一つ知ることが出来た。もっと知りたいと思う。

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2022年09月27日

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