【感想・ネタバレ】AI時代の感性:デジタル消費社会の「人類学」のレビュー

あらすじ

SNS依存社会で数値化される「個性」

「AIは絵を描いたり音楽をつくったりできるが、自分の生成したものが美しいかどうかは判断できない。判断できるのは、感情を持つ人間だけだ。」(本書より)
ハイパー資本主義における、SNS依存社会で数値化される「個性」とは? 本書は、DXとともに「自己同一性」の揺らぎが認められる時代、デジタルには生成しえない「感情」の重要性を説く──より創造的に、対話するために。
デジタルトランスフォーメーションにともなう経済社会は、人類史上においてまさに前例のない暮らしであり、水平的かつ世俗的であろうとする社会だ。しかし、「現実の世界」は変調をきたしている。SNSでは、「ネットの向こうに生身の人間がいる」ことを忘れさせるまでに分断や憎悪が煽られる。では、どうすればいいのか。
フランスを代表する経済学者が、デジタル消費社会における人類の生き方をめぐり、クリアな視座を提供。専門の経済学はもちろん、脳科学、哲学、文学、人類学など人文学の最新研究も適宜ダイジェスト紹介しつつ、来たるべき「文明」を展望するベストセラー・エッセイ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

SNSにおいて人々は案外分断されており、世界全体で共有する価値観を醸成しないと環境問題など地球規模の課題は解決できないよね、という主張。

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2024年07月25日

Posted by ブクログ

行動経済学のシステム1,2に続き、システム3の概論なのでしょうか。フリーライダー、ソーシャルなど、人間の本性と対比できるのかもしれません。、

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2023年10月10日

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