【感想・ネタバレ】人物から読む幕末史の最前線(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

黒船から開国・討幕へ――激動の15年間を、さまざまな立場の11名から読み解くことで、立体的に幕末史が捉えられるようになる1冊。教科書や歴史小説、ドラマから作られた人物イメージが覆る。歴史に名を遺した人々は、何を決断し、どう生きたのか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  井伊直弼~植民地化から救った英雄か?
第2章  吉田松陰~長州藩の帰趨を左右した対外思想
第3章  マシュー・ペリー~日本開国というレガシーを求めて
第4章  徳川慶喜~真の姿が見えにくい「強情公」
第5章  平岡円四郎~慶喜の政治活動を支えた周旋家
第6章  島津久光~政治の舞台を京都に移した剛腕政治家
第7章  渋沢栄一~農民から幕臣、そしてパリへ
第8章  松平容保~京都守護職の苦悩と元治期の政局
第9章  佐久間象山~暗殺の真相と元治元年夏の流言
第10章  坂本龍馬~活躍の裏には”薩摩藩士”としての身分があった!?
第11章  五代友厚~幕府を出し抜いたパリ万博への権謀術数

<内容>
幕末史の専門家。選ばれた人物に見慣れない”平岡円四郎”がいるが、薩摩藩の島津久光を中心に(おそらくここが専門)、徳川慶喜、五代友厚あたりを詳しく述べている。坂本龍馬は”薩摩藩士”の視点から、渋沢栄一にも高い評価を与えている。従来の学説と少し違うが、幕末を愛でるなら面白いかも?

0
2023年12月31日

「学術・語学」ランキング