【感想・ネタバレ】京都で、きもの修行 55歳から女ひとり住んでみてのレビュー

あらすじ

きものを纏うことで体感する京の歳時記。伝統に支えられた京都人の美意識が鮮やかに匂い立つエッセイ集。着こなし修業10年の日々を、ノンフィクション作家が生き生きと綴る。

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Posted by ブクログ

わたせせいぞうさんの表紙イラストから、一風変わった切り口の着物本かと思ったが、意外に内容は普通。京都好き着物好きの筆者が、いろんな目に遭い、時には怒られ恥もかきながら悪戦苦闘する、という内容は、頑張れー!負けるなー!と応援したくなりそうなものだが、そんなところにそんな格好で行ったらあかん!とドキドキハラハラするものの、文章からは自信家で目立つのが好き、かつ勝ち気でめげない筆者であることが伝わってくるので、もう好きにやっちゃってーといった目線で見ていられた。出る杭は打たれやすい京都だが、新しいもの、面白い人を受け入れる土壌もあるので、うまく入り込みながら京都着物ライフをこれからも楽しんでほしいが、特別な席に招かれたりする筆者なので、金銭的にも立場的にも、一般人が真似る内容とは少し違うかもしれない。

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2025年12月10日

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