あらすじ
マルクス研究の第一人者・的場昭弘が、歴史学・社会科学を超えて「資本主義の世紀=20世紀」を読み解く、『「19世紀」でわかる世界史講義』の続篇。内外の哲学・文学・宗教・民族・言語・芸術・モードまで、《知の全体史》を踏まえて構想した歴史の哲学を提示する。戦争、革命、貧困・格差の20世紀の大きな流れと核心をつかみ、21世紀を見通すための資本主義特講!!
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Posted by ブクログ
歴史を考える時には、一方通行的に見る側と見られる側が存在しているだけでなく、双方向的に我々が見ているだけでなく相手から見られていると言う感覚を持つことが大事だと改めて気がつくことができました。
歴史は人類が誕生してから続くものである限り、単純に何かの原因があったらある結果になったと言う話ではなく、その原因も何かの結果として積み上がってきたものかと思います。
帝国主義時代の西欧や戦後のアメリカなど、当時の強者が倫理を持って行動してくれたらどれだけ今の世の中が良かったのだろうと思う場面も多くありました。
しかし結局はそう言う考えですら、現代の我々からしたらと言う視点であり、我々が未来の人々のためになる何かを今の自分たちを苦しめてまで行動するのかと言われると、それはそれで微妙だなという感じです。
我々に出来ることは目の前のことを一生懸命に生きていくだけなのですが、やはり過去からの学びと未来への視点は常に持つべきものだなと思いました。