あらすじ
本物か、偽物か、
それが問題だ。
混迷の時代をわたしたちはどう生きるか。
文系出身科学記者による最新エッセイ!
VUCAの時代にあっても、足元をしっかりと見つめて、やるべきことをやる。
岩の隙間からしみ出した一滴の水がやがて大河となるように、
小さな個々の営みが集まれば流れとなり、
状況をよい方向へ変えていくはずです。
そういう人たちに勇気をもらいながら、
私は文章を書いています。
(「おわりに」より)
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Posted by ブクログ
科学目線と銘打っているが、科学に関するものは前半だけ。後半からは政治や生活に関する多岐にわたるエッセイだった。
新聞記者らしく、好奇心と取材力と教養が豊富で文章が巧み。科学の話でも枕が自身の体験から入ったり、本や映画の話から入ったりしてわかりやすく楽しかった。1編が短く、ほんと新聞のコラムのようだったので、少しずつ読むような文章だった。(まとまって一度に読むと何が書いてあったかよくわからなくなる。笑)