あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
おうちごはんのよいところは、味つけしなくたっていいという点にある(1月27日)。刺身は吟味するのが肝心で、あとは切れば完成(8月21日)。帰宅すると、チョビが甘い声で鳴いていた。待たせてごめん、家で食べたらよかったね(10月19日)。母と最後に出かけた店は、この虎屋菓寮だった。とても親切にしてくれた、思い出の場所(11月12日)。――食べることは生きること。うまくいかない日もあるけれど、家族と囲む食卓365日。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
麻生要一郎さんのたべもの日記。NHKの趣味どきで麻生さんを知って、穏やかな人だな、あとしゃべり方が優しいなと思って今回書籍を購入してみた。この本のように写真とともに(主に料理)文章が書いてある本が大好物なので嬉しい。高山なおみさんのチクタク食卓とか渡辺有子さんの365。とかも同じ系統でたまに読み返す好きな本。
見開きの片面1日、で開くと2日分記載されている。それが欠かすことなく365日分。食卓の写真が多いけれどそれ以外の写真もあって飽きない。飼い猫のチョビちゃんもとてもかわいく、麻生さんのチョビちゃんへの気遣いも優しくて読んでいて心穏やかになる。そんな人柄だからかいつも人が集っていて良い雰囲気だなぁ。
とにかく子供(大学受験生、小学生)がいると日々時間に追われて「あれやったの」「これやりなよ」「これ大丈夫なの?」などついつい叱責ばかりしてしまい、ここまで穏やかなな性格でいることも出来ず、見習う事ばかり・・・。チョビちゃんに接する麻生さんのように我が子に接したら良いのかな。ぱっと開いてぱっと読めるので忙しい人もホッと一息できる本だと思う。