【感想・ネタバレ】読み出したらとまらない世界史の裏面のレビュー

あらすじ

世界史はダイナミズムに満ちた壮大な物語、興味深いエピソードの宝庫です。もちろん、「大人の教養」としても、世界史の重要ポイントくらい頭に入れておきたいもの。現在進行中のウクライナ問題にしても、パレスチナ問題にしても、歴史的背景を知っているかどうかで、理解度は大きく変わってきます。本書は、そんな世界史の重要ポイントを「疑問形式」で総ざらいできる一冊です。世界史の気になる謎解き話を楽しみながら、自分の知識を総チェックしてみてください。■項目例・どうして世界には、「洪水伝説」が残っているのか・西暦が生まれる前、歴史の年代はどうやって記録した?・どうしてゲルマン民族は、ローマ軍をあっという間に倒すことができたのか・ナポレオンの連戦連勝の秘訣はどこにあった?・ロシアとウクライナの歴史的な関係は?・パレスチナが“世界の火種”になるまでの経緯とは?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 世界史の授業で習ったあの戦争、出来事、古代の文明が残した遺物。あらゆることに対しての裏側を除く一冊です。なぜ、欧州の国々は植民地政策を始めたのか、なぜ、バルカン半島をきっかけに第一次世界大戦という大きな大戦が生まれたのか、そのような出来事の背景に迫る本です。
 僕がこの本を読んで驚いたことは、エジプト文明のとき、ミイラが一般民衆の間でも一種のブームになっていたことです。現在、ミイラというとツタンカーメンで有名なクフ王があります。ミイラの棺桶も金に装飾されとても高貴な人の間のものだけだと思っていました。しかし、ミイラは当時のエジプトでは一般民衆もみんな行っていたそうです。今、現存しているミイラは腐食しないように丁寧に施されたもので、雑なミイラは全て腐っています。
 世界で起こった出来事の背景を知り、世界を多角的な視点で見ようとする読者にはお勧めな本だと思います。

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2023年12月30日

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