あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
ブラック企業に勤めるオメガの奏歌はある夜、駅の階段から転落。
目覚めると読みかけの本の世界にいた。
城の奥にある予言の間で倒れていた奏歌を助けてくれたのはアッシュブロンドに紫の瞳を持つアルファの王子・キール。
主人公の兄でいずれ継母に毒殺される人物だ。
彼は不安に揺れる奏歌を不器用だけど真っ直ぐな優しさで守ってくれる。
惹かれ合い、互いを運命の番だと確信する二人。
奏歌は自分だけが知る小説の知識を生かし、キールを悲しい結末から絶対に救うと決意して──!?
感情タグBEST3
匿名
7割読んだ時点で本好き要素は
ほぼないです。そこを期待したので肩透かしでした。
むしろ手芸好きの方がエピソードに出ていると思います。
何度もお針子に直で叱られる王女、怪しいでしょ??と自己申告しつつ接触してくる悪役、出会って数日後?に王子との仲をストレートに聞いてくるコック。
悪役にころっと騙される女王の方がまだリアリティがあります。
言わせたいセリフや書きたい文字列が先にあってそれを軸に物語にしていると思われるので、合わない人はいると思います。目が滑るので。
なお、試し読みは冒頭からではなくその後の比較的魅力の詰まった部分です。
冒頭だけ読んでいたら買わなかったと思うのでそこは編集の妙かと。