【感想・ネタバレ】平安 もの こと ひと事典のレビュー

あらすじ

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「会ふ」「葵祭」から「をかし」まで! 平安時代、とくに一条期にまつわる千以上の用語をやさしく解説した新しい平安事典。古典作品からの用例も充実しているので古典学習にもおすすめ。映像作品のお供として手元に置いておきたい一冊。最新研究に基づいた装束イラストにも注目。

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Posted by ブクログ

古文の世界は、文法よりも、その世界の慣習などを理解することで、イメージしやすくなると思う。
この本は、個人的に「もっと詳しく知りたい」と思う最低ラインを教えてくれるし、イラストもわかりやすくかわいいので、とても参考になった。
一般向けの古文のモノ事典って、高かったり、専門的過ぎたりで、これまでは受験生向けの参考書を事典がわりにしていた。
一般人でも手に取りやすい本書のような事典が欲しかったので、ありがたい。
個人的に、別の本で初めて知った「牛車」は身分によってランクが異なる、というのを、イラストで確認できたのが嬉しかった。
また、寝殿造りの内部の図解などもあり、古文中級者くらいな自分にとっては、視覚的に見たい!と思う情報がたくさんあり、ワクワクした。
全て読み切ったわけではないが、ある程度古文の世界を知っている人の方が、使いこなせると思う。
また、事典ってかさばりやすいものなんだけど、めくりやすいのもポイントが高い。
教材研究にも使っています。平安時代のモノ、コトって、現代とは全く異なるものなので、知れば知るほど興味深い。

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2024年08月12日

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