【感想・ネタバレ】ヘーゼルの密書のレビュー

あらすじ

1939年、上海。語学教師の倉地スミは、極秘裏の日中和平工作に通訳として参加していた。いったんは頓挫する和平の道だが、今井武夫陸軍大佐のもと、新たな交渉〈桐工作〉に乗り出してゆく。日中双方の謀略が渦巻く中、スミと仲間たちは想像を絶する困難なミッションに挑むのだが――。歴史の巨大なうねりに命をかけ立ち向かう人々の姿に、心震える傑作長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
序章上海1931
第1章上海1939
第2章榛の花
第3章合議
第4章ミッション1
第5章ミッション2
第6章ミッション3
終章散花

2021/1単行本出版
2024/1/20第1版

著者上海3部作の第2弾本。和平工作活動。
第3弾の上海灯蛾の新聞広告を見て、著者のことを
知り、上海3部作と著者本人が言っている小説の文庫を
まとめて購入したもの。

P133大陸に渡ってきた日本人の大半は内地にいた頃と
同じ暮らし方をする。~中には「内地でやれないことを
やる」という、野望に燃え、傍若無人に振る舞う者も
少なくなかった。異文化に馴染もうとせず~

P162国同士はともかく、末端にいる庶民はもっと
えげつない動機で動いているぞ。和平工作に成功=
民族間の争いの消失ではない。

P336「日本人を」(信用したのでなく)あなたを
信用したのです。

0
2025年04月28日

Posted by ブクログ

歴史もの?
この時期の上海って物語作りやすいのかな。
登場人物の語られる部分以外の時間何して過ごしてたのか気になる…
史実に沿って作ったからなのか淡々と語られている。

0
2024年08月17日

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