【感想・ネタバレ】リーダーの悩みはすべて東洋思想で解決できるのレビュー

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Posted by ブクログ

所々に示唆に富む言葉があった。

・「変える」のではなく「加える」
→人はそんなに変われない、とずっと思っていたので、この考え方は個人的には新しい。否定するのではなく、肯定しながら成長することに重きを置くために重要ですね。Feedbackするときにも良さそう。

・リスペクトとは、re spect。再び見る、という意味
→語源が分かると意識がし易いので、もう一度、その人のことを見直そう、って思えますね。

・ネガティブ・フィードバックをおそれない。自分が傷つく(反撃される)のをおそれない。己をかけることもなく、責任をとる気もなく、100%正しいことをいうだけで、人の役に立とうとするのは虫が良すぎる
→人と向き合うのは中途半端な心がけじゃダメですよね、ってことですね。

・「運」を呼び込む。感謝と謙虚さ。とにかく敵を作らず、味方を作ることが運を呼び込んでくる
→松下幸之助さんが「あなたは運が良いと思うか?」と問うたのは有名なお話。「運」につれて、ここまで記載された文章は読んだ記憶はないが、最もだな。相手をRespectし、謙虚にいきましょう(時々、忘れてしまう・・・)

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

東洋思想ってなんだっけ?とぼんやり読みはじめたのですが「儒教、仏教、道教、禅仏教、神道」のことです。東洋哲学とも言いますね。
白黒つけずに「中道」といったしなやかな考え方ができるほうが現代のリーダー像として仕事しやすそうです。

さて、この本は「部下が動かない」「部下が育たない」「問題社員の評価」「退職者への対応」「難しい決断」「自信喪失」といったリーダーのあるあるな悩みをテーマに、それぞれ【ストーリー→説明→東洋思想を用いた解決方法】で進んでいくのでとてもわかりやすかったです。プミポン国王の言葉など引用されているものも興味深い。

参考になったことを何個か。
「尊敬・尊重」という意味のリスペクト(respect)。
語源的には「リ(=再び)」「スペクト(=見る)」です。  つまり、「相手をもう一度見る」ということ。相手の行動が気になってもあえて口出しをせず、その人がやっていることをしばらく見守ってみる。「人は見たいものだけを見る」というバイアスを回避できる助けになります。

善悪は紙一重。部下や相手を「悪い」と決めつける前に「本当に悪いのか」という点を考えてみる。「2つの異なる目で相手を見る」という方法が有効。


東洋思想って面白そうだけど難しくて本なども読みづらかったので、こういった孟子孔子などの言葉を引用しながらビジネスに役立つヒントを解説してくれる本はお得感があってよかったです。

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

タイで人材コンサル会社を営むジャックさんこと中村さんの著作。
ポッドキャスト『ニュースコネクト』の土曜版でその存在を知り手に取ってみた。
新人リーダーとして、参考にしたいと思えるエッセンスが多々あった。別にビジネスの場でリーダーでなくとも、人間関係全体の一般的な悩みに通じるものがある。
肝に銘じたい

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2023年07月12日

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