あらすじ
「あなたはどう思う?」はもう怖くない! 「会議でコメントを求められると、あわててパニックになってしまう」 「一生懸命考えたつもりなのに、『ちゃんと考えてよ』と言われてしまう」 「社会問題について意見を求められてもテレビやネットの受け売りになってしまう」 「就活のグループディスカッションで考えが何も思い浮かばない」 このように、自分の意見が思いつかない(どう考えたらいいのかわからない)という状況はよくあります。 日本の学校では、カリキュラムの中にディベートやディスカッションの授業がないため、大半の人が自分の意見を述べる経験がないまま、社会人になってしまいます。その結果、オフィシャルな場でどうコメントすればいいのか、迷ってしまうのでしょう。 でも、考え方の「手がかり」さえつかめれば、独自の視点で意見を組み立てることが可能。 この「手がかり」を5つのステップでマスターできるよう、設計されたのが本書です。 5つのステップとは、フランスの高校生たちが受験する「バカロレア(高校卒業認定試験)」の哲学の論述試験対策をアレンジしたもの。これでもう、「あなたはどう思いますか?」を怖がる必要はありません。"
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Posted by ブクログ
問いを立てる、言葉を定義する、物事を疑う、考えを深める、答えを出す。
なぜ、どうして、どんな理由で、が問う方法。問いことをやめない=あきらめない。
最初に定義づけしてから始める。論文も定義づけから始める。反対語から考える。
疑わないのは、それが楽だから。メリットは何も考えずに済む。「我思うゆえに我あり」は、自分だけは疑えない、という意味。
フランス人は、まず反論するところからはじまる。=クリティカルシンキング。日本人は共感するところから始まる。疑うことなNOをいうこと。立ち止まること。
思い込みを排除する=権威、多数派、感情、に負けない。
試行するための言葉=そもそも、たとえば、確かに、でも。
学校教育で自分の意見を閉ざされている。唯一の正解を求める態度。登場人物の気持ちを読み取る問題。
日本では相手に配慮する文化が主流。
自分の意見を書くトレーニングをする。