【感想・ネタバレ】ピアノの上の天使（１）のレビュー

尾崎かおり

トカゲとアザミは父娘ふたり暮らし。トカゲは気に入った客しか入れないピアノバーを開き、友人のミワが常連客として、いつもその店にやってくる。白い空の上では、アザミの亡くなった母・シイラが微笑んでいる。そして、トカゲの弾くピアノの傍らには、いつも天使が微笑んでいる――。表題シリーズ四篇を収録した、尾崎かおりのセンシティヴ・ストーリー。

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幸せの中にある切ない気持ち。
影のあるｷｬﾗｸﾀｰ達の世界観が、胸にツンと残ります☆
みんな愛しく、幸せになってほしいの。

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尾崎かおりさ先生の初連載モノ。
トカゲとアザミの二人の物語。
ただの漫画とおもっちゃいかんぜよ。
なんでこの人はこんなに切ない気持ちをこんなにも紙の上で表現できるんだという

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尾崎さんの作品の中で唯一読んだ漫画。キャラクターの個性と世界観、影のあるストーリーに狙い撃ちされました。思わずキュンとなります。

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全２巻完結。最愛の人との想いでを追い続けるトカゲと成長と共に彼女に似てくる娘アザミ。そんな親子を優しく見守る仲間たち。透きとおるほど純粋で哀しいストーリー。「棺の花」が特に好きです。

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高校時代、友人の絵に似てるなと思い購入。
出てくる人出てくる人みんな愛しくて誰も嫌えないのよ。それは同作者さんの「メテオメトセラ」もそうなんだけどね。特にミワが好きだったものの、みんなみんな愛しい。心から、幸せになって欲しいと願うわ。
特にトカゲの過去のお話は切なくてとてもとても痛い。甘いだけのお話には飽きた方へ。

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読んだ後で、「幸せになってよかったね！」って心から思った作品。トカゲとかバギーとか、主人公の名前が個性的。