一人称を“ぼく”から“オレ”に変えるタイミングを悩む中学生・日野 陽介(ひの ようすけ)には双子の姉・みかげがいます。
自分の思春期の変化をみかげには絶対気づかれたくない陽介。
変わりたいけど、気づかれたくない…そんな相反する感情にモヤモヤする毎日を送っていました。
そんな陽介の前に現れた、ぽっちゃり女子の転校生・望月 恵(もちづき めぐみ)。
彼女のお尻に“ムチンっ”と手を踏まれてしまった陽介は、その感触が頭から離れなくなり、ついには精通という大人の階段をのぼることに…!!
大人の体への変化と自分のフェチの覚醒に戸惑う彼を尻目に、みかげは双子で入れ替わって学校に行こうと提案してきますが…!?
男子には負けたくないと思っていたみかげ。
そんな彼女もふとした出来事で教師の間 晃平(はざま こうへい)に恋をし、彼の手にえも言えぬ感情を抱くのです。
更に、陽介が気になっている望月さんも、男女の双子の姿を見てなにやらフェティシズムの扉が開いた模様…。
この物語の凄いところは、ただのフェチをテーマにしたエロを描いている訳ではなく、あくまで思春期を迎えた少年・少女たちが、どういった性癖に目覚め・自覚し・受け入れ・開花させていくのかを描いているところです!!
描くのは新人作家のみそくろ先生。
新人とは思えぬ描写力とキャラクターの表情の豊かさです。
またフェティシズムの表現も非常に個性的。
登場人物それぞれが思春期を迎え、心と体が大人になっていく中で覚醒するフェティッシュの世界が瑞々しく、かつ大胆に描かれています。
彼ら彼女らの成長と共に、開花していくフェティシズムをじっくり味わってください。
そして、思い出してください。
あなたのフェチが目覚めたキッカケは何でしたか?
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