【感想・ネタバレ】書物について その形而下学と形而上学のレビュー

あらすじ

本とはなんだろうか.そう考えてみると,本というものは本当にただものではない.「究極の書物」などと本気で考える人も1人ならずいるのだ.この物体をはるかに人類史の彼方へと遡り,近代の書物の現場へと下り,そして現代のメディアを俯瞰.興味深い逸話を満載,書物を媒介とした西欧文学史をなす,書物をめぐる究極の1冊.

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Posted by ブクログ

大学3年生のとき。

まずたたずまいに一目惚れして、
ちょっと読んでみたら文章がかっこよくて。
ひとつひとつの単語(日本語だけど)が難しくて、
何が書いてあるのかかなり張り切って読まないとだったけど、
私の漠然とした本への感覚を、学問風に完璧に武装して代弁してくれてる。
って生協の隅で感動した21歳あたり。


この本で形而下と形而上っていう言葉を得た。

使いこなしたいけど、今だ使いこなせない。
使う場面もないけど。
そんなよそいき感のある言葉っていい。

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2009年11月01日

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