あらすじ
イデンベル帝国の皇女アリサには腹違いの妹マリアンヌがいた。 金色の瞳を持ち誰からも愛される華やかな妹に対し、アリサは使用人にも冷遇を受けていた。 アリサがマリアンヌをお茶に招待した日、突然マリアンヌが血を吐き倒れるが、 家族からもアリサが嫉妬して毒を入れたと決めつけられ、アリサは死刑になる。もう人間には生まれ変わりたくないと神に願ったが、アリサはライバル国・エルミール帝国の皇女アイシャとして転生してしまう。 前世と正反対の愛情深い家族。特に腹違いの兄・イシスにやすらぎを感じ次第に心を開いて行く。 精霊使いの能力を持ち、賢く優しい少女へと成長するアイシャは、前世の残酷な記憶を乗り越え再び光の中で輝けるのか!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アイシャが少しずつ心を開いている様子が書かれていてよかった！
フルカラーこそ笑顔だったり表現がもっとよくわかってよかった
もっともっとアイシャと今の家族の仲が良くなって行くことを願ってしまうほどアイシャには幸せになってほしいと思ってる
3巻読むのが今から楽しみです！
Posted by ブクログ
転生をして一歳の誕生日を迎えたアイシャ（＝アリサ）盛大な誕生会が開催され、そこにイデンベルから幼なじみが使者としてやってきた。アリサも転生前は誰からも疎まれていたというわけではなくて、一人でも優しく接してくれる人がいたようだ。そしてイシスは騎士としての盟約を結んだ。騎士として誓約者に信念や命まで捧げるというのは、ただ妹だけを溺愛している子供の時はいいのだろうが、誰かと結婚して、子供ができたらどうなるのだろう。アイシャが今の家族を受け入れていく過程にしては少々重すぎた。心開いたアイシャを中心に幸せな一家であるエルミール皇室を羨望の目で見つめるイデンベルの魔法使い。ということは、イデンベルの皇室一家は恥ずべき存在なのだろう。今後、どうなることか。成長し、精霊召喚に成功するアイシャ。イデンベルへの復讐を考えながらも国の発展や貢献、家族を第一に考える姿は幸せな皇女そのものだ。次巻にも期待。
