【感想・ネタバレ】明日香の皇子 新装版のレビュー

あらすじ

大東広告社員で24歳になる村久の恋人・恵津子が失踪した。恵津子の伝言を預かっていると語る男に呼び出されるが、男は村久の眼前で殺される。「アスカノミコ」という言葉を遺した被害者は、村久が担当する大取引先企業・エイブルックタイヤの社員だった。謎めいた言葉の意味を解く手がかりを求め、奈良の古都・飛鳥へと向かう村久の周囲で、得体のしれない「敵」の影が蠢きだす。失踪直前、恵津子が村久に託した一枚の絵が秘めた事件の真相とは…!? 内田康夫ワールドの原点がここにある。推理とロマンが渾然一体となった、壮大なミステリー!

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Posted by ブクログ

 歴史好きにはたまらない。特に奈良の地名がたくさん出てくる。飛鳥、橿原、新庄、御所、柿本神社。
文学的な仮説が面白かった。1300年も前の事だが、事実はどうか、真実はどうか、証拠は、科学的な検証はさることながら、残された文章からも様々な事が推測される、遥か古代のロマンが良かった。
ストーリーは奇想天外だが、それをこえるまとまりのある展開だった。

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2025年04月29日

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