あらすじ
采を振るうは一介の高校生!!唸る剛剣、吠える猛砲、鮮烈の大魔法!!采を振るうは一介の高校生!!一大戦史ファンタジー、堂々開演!!!
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Posted by ブクログ
剣崎剣太郎は儀罹亞(ギリア)学園1−Bの万年委員長。彼の仕事は、クラスが真っ二つに割れたとき、最後の票を投じてクラス全員にボコられる――それがいつもとかわらぬ日常、の、『はずだった』。
世界は、彼の目の前に剣皇三獣騎と呼ばれる三人の騎士が現れて急転する。
精緻なギミックと綿密な構成で語られる、ヒロイック『道化』譚。
“大河戦史おとぎ話”クラウン、まずは第一章 開幕。
Posted by ブクログ
「100個伏線をはって、50個使えればいい」と発言している中西達郎氏の本領が発揮された作品。
しょっぱなからひたすら伏線がバンバン登場するその展開は読み手を選ぶでしょうが、ハマれば中毒になるでしょう。
なにしろ登場人物の誕生から死亡までの年表が1巻の時点で既に公開されてるんですから。
「主人公がラスボス」と明記されてたり「○○の時点でルートの分岐アリ」などと意味深なことばかり読者に投げかけてきます。
「用語解説」といったコーナー(国語辞典並の文字の多さ)を作って更に伏線をはったり、伏線を回収したりというおそろしいことを平然とやるこのパワーに僕は惚れました。
またそのCGの使いっぷりもハンパではなくただ圧倒されるのみといった印象。
ただ……未完なんですよね。
打ち切られたっていうことでいいのかな?
故に星4個。
作者さんは続きを書く気マンマンの様子なので、是非ちゃんとした完結を望みたいところ。