あらすじ
「もはや二度と会えない愛しい者の追憶を探し求めることは、生き残った者にとって残酷である」(「永遠の至福」より)棟居刑事が京都・哲学の道で買い求めた思い出の写真には、意外な悲恋の来歴があった。ある殺人事件が、写真に秘められた物語を甦らせる。ロマンチック・ミステリーの到達点!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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Posted by ブクログ
妻に男がいる。「許せない」。夫婦をつづけていても、もはや村井の妻は失われている。その〈喪失〉を埋めるものが殺意であった(「喪失」より)。夫婦、不倫、恋愛、過去の愛の傷……男と女の諸相から生み出される7つの事件と謎に挑む、警視庁捜査一課棟居刑事! 初文庫化推理傑作集。