【感想・ネタバレ】恋ふらむ鳥はのレビュー

あらすじ

見た。愛した。闘った。すべては歌だけが知っている――。
飛鳥の動乱を生き抜いた万葉の歌人、額田王の激動の半生。

時は7世紀。飛鳥の世に生きた一人の女、額田王(ぬかたのおおきみ)は子まで成した大海人王子(おおあまのみこ)と別れ、その兄、葛城王子(かつらぎのみこ)の仕切る宮城で宮人として勤めに邁進する。誰かの妻や母としてではなく、一人の人間、歌詠みとして生きる道を模索するも、葛城の死、大海人の挙兵で運命は一転する。白村江の大敗、叔父と甥が争う壬申の乱......。動乱の飛鳥の世を生き抜いた万葉の歌人・額田王の激動の半生を鮮やかな筆致で織り上げた傑作歴史長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

叔母に勧められて。長かった…笑
新聞連載の小説ということで、わかりやすさや面白さが重要なのはわかる一方で、通しで読んでいるとあまりにも(?)額田王が全ての中心で、"都合よく"話が進んでいくので、うまくいえないのだけれど抵抗感のようなものがずっと心中にあって、没入感を得られず残念な感じでした笑

ただ何も詳細がわかっていない額田王の人生や、詠まれた歌の背景や想いをこのような一つのストーリーにまとめ上げられているのは純粋にすごいなと思いました。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

飛鳥から近江京に遷都する頃を舞台とする小説は恐らくとても少なくですよね。意欲作だと思う。時代に対する興味と、星落ちてなお、を読んだ印象が良かったので手を取りました。
源氏物語、枕草子と読み進めて、その次の本だったからか、感想としては、額田王の読んだ歌が、もう少し沢山出て来るとよかったかな、と物足りなさを感じました。朝井かまて、さんの、恋歌、と心のでは比較してしまいました。また、次の作品にも期待したいです。

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2022年07月16日

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