あらすじ
理不尽な仕打ち、教育虐待、ネグレクト……。子どもを自らの所有物のように扱い、生きづらさなどの負の影響を与える「毒親」。その中でも目に見える形ではなく、精神的で不可視なケースが多い「毒母と娘」の関係にフォーカスし、その毒への向き合い方とヒントを探る。毒母に育てられ、自らもまた毒母になってしまった事例など、現代社会が強いる「家庭という密室」の闇に、8人の取材から迫る。
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Posted by ブクログ
すごい人もいるなぁと思う反面、まるで自分に起きたこととラップしてしまうものもあり、ちょっと危機迫る感じもありました。
虐待、依存、共依存
毒親というより、こうしたことの連鎖なんですよね。
毒親でも気づくきっかけがあり、受け入れる人もいれば、拒否して行くうちに社会からも完全に見放されてしまう人も。
取材を通して語ってくれた人たちの心の傷は癒えないでしょうが、発信してくれたということで私はとても勉強になりました。
Posted by ブクログ
なかなか内容がディープな本だった。毒母と言う定義自体よくわからず、この本を手に取ってみたが、親から声から孫へその遺伝子的な考え方が伝染していくと言ったことを、なんとなくわかってはいたが、しっかりした取材で確信をした。
Posted by ブクログ
自分は毒親なんじゃないかと子育てしていると不安になります。虐待もしかり。高校卒業して家を出て20年近く経ちますが、それでも私は母親に似ています。これが連鎖だとしたら私も行動を起こさないといけない。意識してみようと思います。