あらすじ
僕の先祖は播磨国の陰陽師の首領だった!
子供の頃からおばあちゃんから陰陽師の英才教育を受けてきた。
その教育は僕の頭の中に封印され、人生の危機のたびに顕現する。
いまその秘伝が明かされる!
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Posted by ブクログ
ほんとうに興味深い内容で、面白いとしか言いようがない。
まず、「陰陽師とはなに?」の疑問から始まった読書だった。 が、読み進めるうちに、身構える必要はなかった(肩の力が抜ける)、読みやすい(わたしでも)、わかりやすい(良かった!)となる。
世の中の、歴史の、カラクリが見えてきて、わたしの知識の欠けた多分を優しく補充してくれる。
『盛り塩』や『祝詞』の本当のこと、『息吹』については、『男はつらいよ』の寅さんまで登場して・・・・・奥深いけど、楽しくてワクワク。それが、嬉しい。
わたしたちの日常に溶け込んでいる陰陽師の作法を、さらに活用したいと感じる。自分のためにも、世の中のためにも。