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Posted by ブクログ
昨日、天草の崎津集落に行ってみたからタイムリー
関ヶ原で西軍についた小西家(小西行長、キリシタン大名)の若い家臣彦九郎、善太夫、左平次の3人のその後のとんでもなく苛酷な生涯…かな
視点が3人分あって次々入れ替わり多角的。だから、読みやすいという印象はない
読書メモに書きながら読んだ
佐平次は武士として生きるために棄教、その罪悪感からキリシタン弾圧にかえって邁進。
彦九郎はキリスト教の残酷性に苦悩しながらキリスト者として生きている。
善太夫は、殉教よりも人々を死なせぬ(衆生を救う)ことに重点を置き、そのために僧侶となりキリシタンたちに殉教せぬように(表面上だけ棄教するように)説得する。
理屈の通じない一途な信仰心と、征服を伴う布教を警戒する、目的のために残虐な手法を用いる公儀…
怒涛のような