【感想・ネタバレ】ワークライフアンバランスの仕事力のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

近年、「ワークライフ・バランス」という言葉をよく耳にしますが、本書は「ワークライフ・アンバランス」という正反対の事を書いている内容になります。

そもそもワークライフ・バランスとは、ワーク(仕事)とライフ(仕事以外の生活)を調和させ、年齢・性別を問わず、誰もが働きやすい仕組みをつくることである。
それで本書で提唱しているワークライフ・アンバランスとは、今、目の前にある仕事に対して、100%全力投球。寝食を忘れるくらいアツく仕事にのめりこみ、その結果、自分の枠を超えたところにある成果やスキルを手にすること。そしてその過程を通じて、本気で何かに「ハマる」ことの面白さを体感すること。

■アンバランス働き術 3つのルール
・学ぶべきことはすべて現場から学ぶ サラリーマンの基礎力となる「現場」での経験を大事にする
・まずは目の前の仕事を完璧にこなす どんな仕事でも必ず目標がある。目標は最大のモチベーション
・仕事に「ハマって」やる アドレナリンが出るくらい、”がむしゃら”かつ”本気”でやる

■キツイ仕事の乗り越え方 3箇条
①目的と目標を絶対に見失わないこと
先に自分の足りない部分を補うためのプランをたてておく。それは「今の自分に足りないものを把握する」こと、そしてそれをどうやって補うかを考えること、すなわち「先に成功のプランをたててみる」こと。
②「命まではとられない」と思うこと
精神的にキツイ仕事に取り組むときに心がけていたこと、それは「平静さを保つこと」でした。一生懸命に仕事にのめりこむことは必要ですが、それは平静さを失うこととは違う。自分のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、心が平静であることも同時に必要とされるのです。
③シュミレーション!シュミレーション!
想定されるさまざまな事態を、可能な限り想像する。想像したその状況に対して、自分がどのように対応するかを決めておく。

本書は、「人生には偏ってでも、ひとつのことに、とことんのめりこむ時期があってもいい」と書いてあります。
私自身、この言葉には大いに賛成です。ハマって働くことで仕事が面白くなる、そして面白いと思えるから、もっとパワーが湧いてきて、さらに仕事にのめりこむ。
こうしてアンバランスに仕事にのめりこみ、いつのまにかスキルや本物のキャリアが身につくのではないのでしょうか。

0
2013年04月27日

「ビジネス・経済」ランキング