あらすじ
願いがかなうんですね? このカクテルを飲むと……。こころの痛みに一杯のカクテルをどうぞ。苦いけれど甘いひとときの官能の味。心とからだが密着する恋の恍惚。生きてるって素敵! それぞれの人生のきれはしを描く7篇の物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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Posted by ブクログ
全てのお話に「迷える子猫」という名のバーが登場する短編集。バーテンダーの人柄から、ハッピーエンドを期待するが、そうでもないところが残念。笑うセールスマンを思い出してしまった。さらっと読めるところは◎
Posted by ブクログ
男と女の狂気の物語。
カクテルをテーマとして繰り広げられる短編集。
毎回「まいごの子猫」という不思議なバーが登場し
その人の願いをかなえるカクテルをバーテンが出してくれる。
久々の小手鞠るい、よかったな。
Posted by ブクログ
2019年11月9日
強いアルコールのように
ふわふわとした、幻想のような短編集。
愛憎劇といってもいいかもしれない。
「迷子の子猫」は境界線、もしくは異界
人生の岐路だったり、発火剤だったり。ただその全てが
現実的ではなく、その全てがカクテルが酔わせてみせる
夢のようでもある。
実際にあるレシピなのだろう、官能的でもある。
毒のような鈍い痛みと甘さを残した物語。
Posted by ブクログ
ふと、生きていくなかで、道に迷ってしまったとき。
そんなとき偶然見つけたバーで、口に含んだカクテルによって導きだされる道の続き。
短篇。うーん、こんなの書くんだ、ふーんって感じ。
玉手箱を読んだときの衝撃が大きいから、暇なときに読む系な話。