感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全てのお話に「迷える子猫」という名のバーが登場する短編集。バーテンダーの人柄から、ハッピーエンドを期待するが、そうでもないところが残念。笑うセールスマンを思い出してしまった。さらっと読めるところは◎
Posted by ブクログ
男と女の狂気の物語。
カクテルをテーマとして繰り広げられる短編集。
毎回「まいごの子猫」という不思議なバーが登場し
その人の願いをかなえるカクテルをバーテンが出してくれる。
久々の小手鞠るい、よかったな。
Posted by ブクログ
このカクテルを呑めば、あなたの願いが叶います。
狂おしいほどに愛した相手を想いながら、喉と心を潤してください。
不思議なカクテルと、狂気の愛の短編集。
このイカレてる感じがすごくすき。
特に表題作すき。
純粋に うらやましい、と思った。
同意するのは少数なんだろうけど、そういう性癖なんだからしょうがない。
Posted by ブクログ
2019年11月9日
強いアルコールのように
ふわふわとした、幻想のような短編集。
愛憎劇といってもいいかもしれない。
「迷子の子猫」は境界線、もしくは異界
人生の岐路だったり、発火剤だったり。ただその全てが
現実的ではなく、その全てがカクテルが酔わせてみせる
夢のようでもある。
実際にあるレシピなのだろう、官能的でもある。
毒のような鈍い痛みと甘さを残した物語。
Posted by ブクログ
ふと、生きていくなかで、道に迷ってしまったとき。
そんなとき偶然見つけたバーで、口に含んだカクテルによって導きだされる道の続き。
短篇。うーん、こんなの書くんだ、ふーんって感じ。
玉手箱を読んだときの衝撃が大きいから、暇なときに読む系な話。