【感想・ネタバレ】コーチング心理学ハンドブックのレビュー

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Posted by ブクログ

パーマー、ワイブラウ編著『コーチング心理学ハンドブック』(金子書房, 2011)

・コーチング心理学とは
 -大人および子どもの学習について、
 -確立された心理学研究法に基礎をおくコーチングモデルの支援を受けて、
 -個人生活での安心や満足、
 -仕事の場での活動能力を高めることをめざす。

歴史
 ・1920年代 Griffith:スポーツ心理学の父
 ・コーチング心理学の領域:発達的、パーソナリティ、社会的、
  学習と訓練、心理測定法
 ・職場コーチング、エグゼクティブコーチング、
  ライフコーチング、パーソナルコーチング
 ・これからの課題:スポーツ心理学とコーチング心理学の統合、
  パフォーマンス心理学とポジティブ心理学の統合

・プロフェッショナルコーチングの現状
 ・ライフコーチングと職場コーチングの担い手:
  コンサルタント(40%)、マネジャ(30%)、管理職(30%)、
   教員(15%)、セールスマン(15%)
  ★心理学を学んだ人は、4.8%にすぎない。

・包括的コーチング
 ・理論と自分の世界観の統合
 ・心的問題を扱うことに熟達する
 ・コーチング関係は、コンサルテーションやカウンセリングの階層的関係とは違う

・コーチング心理学者が使うアプローチ
 ・解決焦点化(67.9%)
 ・認知行動的(60.6%)
 ・目標焦点化(45.9%)
 ・行動的(45.9%)
 ・認知的(42.2%)
 ・人間中心的(39.4%)
 ・NLP(33%)

・コーチングの6段階
 1 契約
 2 関係の構築
 3 アセスメント
 4 フィードバック
 5 目標設定
 6 実施と評価

・カウンセリング・心理療法とコーチングの違い
 ・初期の動機づけ:
  心理的問題、機能不全を取り除く:生活の質を高め、活動能力を改善する
 ・介入の状況:
  生活のいずれか:目標により明確
 ・変化への期待:
  きわめて不満足からほどほどの満足:ほどほどの満足からよりいっそうの満足

・コーチングプログラムの分類
 ・スキルコーチング:特定の行動
 ・パフォーマンスコーチング:能力改善
 ・発達コーチング:個人の発達、専門的能力の開発

・章をあてて各アプローチを紹介
 ・行動コーチング
 ・認知行動コーチング
 ・実存主義アプローチ
 ・ゲシュタルトコーチング
 ・動機づけ面接法
 ・ナラティブコーチング
 ・NLPコーチング
 ・人間中心主義コーチング
 ・パーソナルコンストラクト
 ・精神力動コーチング
 ・解決焦点化コーチング

 ★この中で、認知行動コーチングと解決焦点化コーチングにアドラーの言及あり。

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2011年09月20日

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