【感想・ネタバレ】お城の人々のレビュー

あらすじ

人間の医者と呪いにかけられた妖精の王女の恋を描いたおとぎばなしのような表題作ほか、犬と少女の不思議な絆の物語「ロブの飼い主」、お城に住む伯爵夫人対音楽教師のちょっぴりずれた攻防「よこしまな伯爵夫人に音楽を」、独特の皮肉と暖かさが同居する幽霊譚「ハーブと自転車のためのソナタ」など、恐ろしくもあり、優しくもある人外たちと人間の関わりをテーマにした短編全10編を収録。ガーディアン賞、エドガー賞を受賞した著者の傑作短編集、第3弾。/【目次】ロブの飼い主/携帯用エレファント/よこしまな伯爵夫人に音楽を/ハープと自転車のためのソナタ/冷たい炎/足の悪い王/最後の標本/ひみつの壁/お城の人々/ワトキン、コンマ/訳者あとがき

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Posted by ブクログ

とてもミステリアスな短編集。
一つ一つの作品の設定が異なるため、中には「ん?」となる作品がちらほらあった。
後ろの解説を読むとより深く作品について考えることができた。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

これも外国小説。イギリスの著名な作家による短編集。このシリーズでは「死」が強く意識されているが、ネガティブなものや恐ろしいものではなく、むしろ憧れや安住が匂わされる。こちら側の世界における矛盾や理不尽なルール、打算、不純さなどがやんわり皮肉られていて、思い当たる節がたくさん。

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2024年07月03日

Posted by ブクログ

『月のケーキ』とは少し変わってこちらはホラー、幽霊物語風味?(装画がそれを物語っているともいえるが……)

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

ホラーファンタジー?

高原のリゾートホテルに持っていきたい一冊。

例えば木漏れ日のテラス席や
例えば夜の静かなラウンジで  
非日常の中に身をおいて
怖いけど穏やかに
生や死や生き方を感じる本。

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2024年05月10日

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