【感想・ネタバレ】パワポ師直伝 資料デザインの魔法 素早く作り、正しく伝えるのレビュー

あらすじ

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世の中には資料作成のテクニックやノウハウを詰め込んだインターネットの記事や書籍は数多くあります。その一方で、「資料作成に時間がかかってしまう」「イメージ通りに資料が作れない」「手戻りが多く一発OKの資料が作れない」という悩みは少なくありません。元々用意されているテンプレートやAIを使っても意図に合わせて修正するうちにツギハギ感が出て、結局時間がかかる上にクオリティーもいまいちなものができてしまうこともあります。その理由は、「資料作成の流れを把握せずに、1つひとつのスキルにフォーカスして学んでいるから」。実際の資料作成は「PowerPointの使い方」「資料の構成」「スライドのデザイン」などのさまざまなスキルが総合的に必要となり、「基本スキル」「構成」「デザイン」といった1つひとつの要素を掘り下げる前に、すべての流れを総合的に学ぶこと、身に付けることがスキルアップへの近道といえるのです。本書は、年間1,000枚以上のスライド作成を手がけるパワポ師・堀 裕紀さんの資料作成のメソッドを詰め込んだ一冊です。「資料全体を通したデザインのパターンが学べる」をコンセプトとし、現場で時間がかかってしまうポイントを押さえて、「資料を作る目的」を明確にすることからはじめ、「PowerPointの使い方」「資料の構成」「デザイン」までをこの1冊で学ぶことができます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表層的ではなく資料作成で重要なことを語ってくれている良著。加えて、特典資料も使いやすくありがたいもので素晴らしい。著者の資料作りへの思いや愛みたいなものが詰まっていると感じた
シンプルで価値ある資料をいかに早くわかりやすく作れるかのコツに関する本

考え方に始まり、作法、ショートカットなど使える情報が網羅されており素晴らしい

メモ
・わかりやすいとは意味と意義の理解につながりやすいということ。内容の整理、論理構成が重要になってくる
・基本ステップは
  目的を決め、
  情報整理、構成を考え
  資料化、デザインを作っていく

・これを満たすために依頼者に対して
 目的を明確にすること
 流れが伝わるものになっているか
 表現として正しいか 
 という三つのチェックポイントが大きく存在する

・資料には4つの役割がある
  情報共有、報告、依頼、提案

・情報整理のポイントは
  キーメッセージを決める
  情報をひたすら出す(自分上司相手という視点を考える)
  事実と解釈を分ける
  相手に合わせた情報にする

・念の為の情報は多くの場合不要。

・資料の使い方を考える
  誰が発表するか、聞いた人にどうなってもらいたいか。配布なのか、プレゼンなのか。対面かオンラインか

・まずは手書きで全体構成と流れを考える

・表紙で求められる役割は認識と期待
  誰が何を描いた資料か認識させる
  続きを見てみたいと期待させる

・目次では全体像を掴むもの。場合によっては図解を活用。

・扉では話の切り替えや現在地を知らせる。
 場合により目次も流用する

・理想は話のBGM的にスライドが流れるような資料

・資料で1番大事なデザインはわかりやすく伝えるための機能的デザイン
  視認性、可読性、判読性に重点を

・印象付ける情緒的デザイン
  見てもらうために。
  感じてもらうために。

・わかりやすく整える
  見やすい色にする 
  フォントを揃える
  文字と行の間を適切にする
  余白をとる
  視線を誘導する配置にする

・スライドマスターでできること
  基本ページのレイアウト一括管理
  全ページにロゴを入れる
  ページ番号の設定
  崩れたレイアウトもリセットで元通り

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2024年07月19日

Posted by ブクログ

こんな小技あるのかーーと勉強になります。
ちょっとだけセンスもレベルアップしたと思う!
付属のサンプルもありがたい。

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2024年05月18日

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