あらすじ
シングルマザーで再出発!? 出世競争でヘトヘト! 『源氏物語』を生んだ紫式部と政治の頂を極めた道長が自ら語る丸わかり平安ライフ
36歳で出仕デビュー、しかしすぐ出社拒否、家族の悲劇(母・姉・夫の死、父の不遇)に次々見舞われた“遅咲きの式部”はどんな人生を歩んだのか? 権力をほしいままにした人物で知られる道長の、知られざる人間ドラマや素顔とは?
式部と道長が“自ら”人生を語り、平安時代や『源氏物語』ワールドを生々しく追体験できる一冊。
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Posted by ブクログ
大河ドラマ「光る君へ」を視聴することができずにいたので、こちらの本を読めて本当によかった。子どものころ歴史の事業で、平安時代の摂関政治や権力争いは同じ名字「藤原氏」が台頭し、人物の判別が難しかった。パロディで楽しく描いているのでとてもわかりやすかった。高校生の日本史の授業でもぜひ紹介してほしいくらいですね。
Posted by ブクログ
今年の大河ドラマ『光る君へ』、なかなか楽しく見ています。
高校生の頃『あさきゆめみし』は読んだけれど、紫式部や藤原道長については、歴史の教科書やなんかでほんのり知っている程度。
当時の権力闘争についても、「いろいろあって…結局道長が頂点に立った!」程度の認識(汗)。
それで、ドラマの復習も兼ねて、このタイミングで読んだのですが、とってもわかりやすいし、面白い!
『小右記』などの一次史料をもとに、紫式部や藤原道長本人が、当時を回想して語る形式が斬新です。
舞台は式部ママがやっているバーで、道長やその他の登場人物はお客さま。
藤原行成がバーテンダー(笑)。
バーらしく、オススメのお酒や、それに合うおつまみを薦めてくるのも、思わず笑ってしまいます。
学術書と文芸のいいとこどりといった感じで、歴史関係でかたくないけど真面目な本を探している方にはオススメです!
Posted by ブクログ
2024年大河ドラマもあと5回と言うところで読み始め
懐かしく思い出しながら 楽しく読めました
もちろん ドラマとは違う部分もあり
史実ではそうなのね ナルホドと 思いを馳せておりました
実際の政治が 民の暮らしにどう影響していたのか 民の暮らしを どう考えていたのか 知りたくなります
色んな思惑の中で たくさんの人達が懸命に生きて 今に繋がっている と思うと不思議な気がします
Posted by ブクログ
雅という印象の平安時代。その陰には熾烈な権力闘争が……「政」はいつの世もとんでもない権謀術数。大河ドラマで馴染んだ名前もあるが、あまりに登場人物多くて。「人生は陰謀だらけ」頂点に君臨した道長さえも心休まる時間はなかったんだ。面白い発想の小説だけど、調べるの大変だったろうな、奥山さん。
Posted by ブクログ
大河ドラマ「光る君へ」を見ているので、キャストをだぶらせながら読みました。ドラマで出てこなかった部分などはへ~そうなんだと思ったり、ドラマと違う部分もあったり、面白く読むことができた。
やっぱ行成がいいわ(^^)
Posted by ブクログ
読みやすかった。大河ドラマから興味をもって読み始めたが、思われている史実と大河ドラマとは違うのね。大河ドラマ好きなので、式部と道長の関係が物足りない。