【感想・ネタバレ】人間晩年図巻 2000―03年のレビュー

あらすじ

同時代人への哀惜をこめ,感傷に流れず過去を検証する.著者畢生の「晩年図巻」シリーズ待望の続編は,〈ミレニアム〉に湧き立った二〇〇〇年から,誰もが言葉を失った二〇一一年三月一一日まで,平成中期に世を去った八〇人の晩年を描き出す.本巻には元祖『人間臨終図巻』の山田風太郎,古今亭志ん朝,張学良,ナンシー関らを収録.

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Posted by ブクログ

「人間晩年図巻」の3冊目。
本書は2021年10月の発行で、2000年-2003年の間に亡くなられた方々が紹介されている。紹介されている主な方々で、興味深く読んだのは、青江美奈、大貫久男、山田風太郎、ナンシー関、ネルソン吉村大志郎、といった方々。

2000年はバブルがはじけて10年、「失われた10年」という言葉を実際に使っていたかどうか。シドニーオリンピックが開催された年。
2001年はアメリカでの同時多発テロが発生した年。貿易センタービルに飛行機が突っ込む映像を今でも覚えている。その実行犯の1人が本書で取り上げられている。
2002年は日韓ワールドカップの年。日本でのチケットが入手出来ず、韓国まで観戦に行った。
2003年はスペースシャトル、コロンビア号の事故の年。

ミレニアムから21世紀に入る時期。
私的には、2003年からイギリスに留学した時期。その後の職業人生を考えると、とても大事な決断であり、経験であった。

そういったことを考えながら読んだ。

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2021年12月22日

Posted by ブクログ

新年早々どうなのかと思ったが、正月こそ、人の生涯とその最期を知り、思いを馳せるのに相応しいような気がしてきた。

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2023年01月02日

Posted by ブクログ

仙波龍英、梶山静六、青江三奈、吉田清治、大貫久男、並木路子、田山幸憲、山田風太郎、モハメド・アタ、古今亭志ん朝、張学良、左幸子、ビリー・ワイルダー、トール・ヘイエルダール、柳家小さん、矢川澄子、ナンシー関、岡田正泰、伊学準、安原顕、天本英世、加藤大治郎/阿部典史、チャールズ・ブロンソン/西村彦次、ネルソン吉村大志郎の晩年を収める。仙波龍英から始めるなど独自の人選の姿勢は変わらない。従軍慰安婦の嘘を騙り続けた吉田清治、パチプロの田山幸憲、テロリストのモハメド・アタ、オートバイレーサーの加藤大治郎/阿部典史、サッカー選手のネルソン吉村大志郎など、この本でその人生を知った人も多い。合掌。

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2022年03月26日

Posted by ブクログ

知っている人はそうかと思うが、知らない人で関心もない世界の人は全然わからない。しかし、ここに出てくる人はちょっと変わっている。

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2022年05月24日

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