あらすじ
銀行員21年、経営コンサル15年、
60代で西本願寺事務方トップとなった僧侶が説く
「下り坂の時代」の生き方
日本は先行きが不透明なだけでなく、停滞、下降してゆく「長い下り坂」の時代です。
このような時代に先例・前例を踏襲していると、個人の人生も停滞、下降、逆境を免れることはできません。
本書では、著者の経験・エピソードをもとに次のようなことをお伝えしています。
・自分の軸をもって主体的に自分の人生を生きよう
・多くの失敗を恐れず、チャレンジして、そこから学び次の成長に向かって少しでも行動を起こしてゆこう
“本書によって少しでも自分の生き方を振り返り、具体的な新しい行動のきっかけにしていただけましたら著者にとっては望外の喜びになります。
さあ、私と一緒に人生の航路を俯瞰して、皆さんの人生キャリアの舵を大きく転回させていきましょう。
必ず、新しい展望がひらけ、新しい体験、新しい出会いが起こるはずです。“
――「はじめに」より
こんな方におすすめです。
✔︎今の仕事・働き方でいいのか不安
✔︎がんばることに疲れてきた。もっと自分らしく働きたい
✔︎人生の指針となる「自分の軸」を見つけたい
✔︎時間と気持ちの余裕を持って自分と向き合いたい
【もくじ】
はじめに
第1章 仕事で自分をなくしていませんか?
第2章 会社軸から自分軸を取り戻したイギリス時代
第3章 「自分の軸」を見つける
第4章 「自分の軸」を活かす
第5章 「自分の軸」を守る
第6章 失敗や逆境に負けない自分になる
第7章 あるがままに「凡夫」として生きる
おわりに
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Posted by ブクログ
何度でもリセット 元コンサル僧侶が教える「会社軸」から「自分軸」へ転換するマインドセット
著:安永雄彦
何が自分をこのような人生に駆り立ててきたのか、時々考える。自分では、そのときの判断で決断してきたように思うが、後から振り返ると常に一貫した「自分の軸」があることに気付いた。
失敗や後悔の念も多い人生キャリアではあるが、ただひとつ大事にしてきた「自分の軸」はあえて言えば「好奇心」である。「自分の軸」は、それぞれ違っていい。本書では各々の特別な「自分の軸」を見つける方法について以下の7章により構成されている。
①仕事で自分をなくしていませんか?
②会社軸から自分軸を取り戻したイギリス時代
③「自分の軸」を見つける
④「自分の軸」を活かす
⑤「自分の軸」を守る
⑥失敗や逆境に負けない自分になる
⑦あるがままに「凡夫」として生きる
銀行員→コンサルタント→僧侶というキャリアを歩んでいる著者。僧侶であるがゆえに、優しく諭してくれる語り口でビジネスサイドの経験と価値観も取り入れながら、マイルド説法として語り掛けてくれている。
山のテッペンを目指すプロセスの形成ではなく、「長い下り坂」の時代と今を捉え、山頂というひとつのゴールではなく、山下りの中で「どこへ向かうのか」という目標を定める意思決定からスタートしている。
ただ頂上に向かって歩くのではなく、走りながら考える過程においてはやはり本書でのキーワードである「自分の軸」が必要となる。特に気に入ったフレーズとしては、「他者にも選ばれる自分の長所、特徴、持ち味を存分に帰化し、自分自身の好奇心も満たしていく方法を見つける。」すなわち、「自己中心」とは区別し、何事も自分の軸を中心に備える大切さを説いてくれている。
読後には思わず本に向かって手を合わせたくなるようなありがたい一冊であった。
Posted by ブクログ
何故一歩を踏み出せないのか?
→未知の世界が怖いからではない。失敗して、自分が傷つくことが怖いから。何に対して恐怖を感じているのか、冷静に見つめ直してみればいい。また、失敗をポジティブに受け取れるようになればいい。そもそも迷う時点で、心の中で何らかの明るい兆しは感じているはず。
Posted by ブクログ
電車の中吊りでみて読んでみた。なぜ、成功した人は最後は僧侶になりたがるのだろうか・・
小さい頃に好きだったことに戻ろう、というのは納得感あります。
Posted by ブクログ
人生とは、自分で書いたシナリオの中で自分という役者を演じさせるだけのものと思えば、気が楽になりませんか。
場面と役柄が変われば、セリフや立ち振る舞い、衣装や化粧でさえガラリと変えてしまってよいのです。
さらには年齢を重ねるほど、人生経験が増えるほどに役柄は広がっていく。
矛盾があるのは当然であり、一貫性を求める必要もありません。誰もが多重人格者であると、割り切ってしまいましょう。
未知の世界に飛び込んだ後、失敗をして自分が傷つくことが怖いのです。
すなわち対処すべきは、安心安全な環境に留まることではない。自分が傷つくことへの恐れを取り除くこと。傷つくことに対する耐性を強化することでしょう。
恐れを克服する近道は、恐れを丸ごと受け入れ、一旦離して、上手に付き合うこと。恐れる自分を恐れなくなれば、踏み出すための勇気はさほど必要なくなるでしょう。
うまくいかないのが基本なのだと思えば、ゆったりと構える余裕が出ませんか。
一度のトライでうまくいくはずもない。手を変え、品を変え、いろんなアプローチで試してみよう。そしたらいつかはうまくいくかもしれないな。
それくらいの柔軟さで捉えてみるといいでしょう。
自分の内面を隅々まで見つめ、光も影もあるがままに認識して、不完全な自分を受け入れていく。
思い込みを捨て、過去でも未来でもなく今に集中して、曇りのない目で見えているものを受け入れる。
そして、受け入れたものを咀嚼して、何ができるかを考える。