【感想・ネタバレ】抹殺のレビュー

あらすじ

宮崎一晃(みやざきかずあき)は、難病に冒(おか)された車椅子の画家だ。ゆっくりと全身が麻痺(まひ)していき、10年後には寝たきりになる運命……。しかし、彼にはプロの殺し屋という裏の顔があった。美貌のヘルパー兼愛人・垣本篤子(かきもとあつこ)の世話を受けながら、困難な依頼を確実にこなしてゆく。車椅子は時に武器の隠し場所となり、時に隠れ蓑(みの)にもなるのだ。ユーモラスでシニカルな連作ハードボイルド。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

社会で生き残る事は、ある意味悪人と悪人のぶつかり合いなんだろうな。
「別れ話」の、結構みんなドロドロしているのに「心遣い」によって救われている部分が不思議に優しい。
悪と悪がぶつかり合って強いものが生き残るという言葉を思い出した。
主役二人の結論がでていないところもいいわ。

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2015年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん、設定は、やっぱり東さんだなぁと思うけど、どーしても現実的には無理かなって思ってしまう。
自分、職業柄車いすは毎日使うだけに、車いすの殺し屋っていっても、街中や人ごみの中、簡単に行かないよ。
宮崎がどうして殺し屋になったのか、まだ背景もよくわからないけど、こんなパーフェクトにいかないんじゃない?って現実に戻っちゃう。

ま、あくまでも小説ってことで。

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2014年04月21日

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