感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年11月06日
ジュール・ヴェルヌ、既読の地底旅行、海底2万海里、十五少年漂流記ともにアドベンチャーワールドさく裂。まだ上巻だけどドキドキ。「改革クラブ」に通うフォッグは無口でニヒルな男性。クラブで80日間で世界一周できるか賭けをする。なんと行くのは自分。召使のパスパルトゥーと一緒にロンドンを出発。スエズ運河、イン...続きを読むド、上海、横浜、サンフランシスコ、ロンドンへ戻る計画。もちろん賭けは不成功が大半。フォッグ一行はインドで恐ろし伝統を体験。亡くなった夫のために火炙りになる妻。フォッグはこれを阻止!アウダ夫人とともに下巻へ。⑤↑
Posted by ブクログ 2012年06月16日
冷静沈着ながらも優しい紳士、すぐ表情にでる召使い、職務に忠実だけどちょっとコミカルな警官…。登場人物が皆魅力にあふれてて読んでるうちにどんどん引き込まれていきます。
19世紀の世界情勢や風俗描写も見事で、ジャーナリズム的側面も持っているところも見逃せません。
本当に80日で世界を周れるのか、仲間...続きを読むと大金を賭けているのも読者を夢中にさせる大きなポイント。章が細かく分かれているので、作品全体がスピード感に溢れ、それでいて気持よく読める魅力ある作品だと思います。
Posted by ブクログ 2009年10月24日
興味深い本である。
いつかこの本ド通りに世界一周をしたいものである。
ちなみにこの本を読んでいた頃は食事もとらずに先へ、先へと
読み続けていたので、母に怒られたということがあった。
今は時間が無くて読んでいない。
なぜなら熱中し過ぎて勉強どころじゃなくなるからだ。
読んだあとも好きなシーンが頭の中で...続きを読む幾度も再現されるので、
長期休暇の時にまた読もうと思う。
Posted by ブクログ 2011年09月20日
映画から入った作品のひとつ。映像作品がまじ感動ものだったので、小説すげー楽しみにして読んだけど、期待通りの感じでした。映像作品が原作にかなり忠実で感激しました。英国紳士であるフォッグ氏が召使いのパスパルトゥーを連れて80日間で世界一周をしようっていう物語です。上巻では、エジプト・インド・香港までの道...続きを読むのりが描かれていて、途中のインドでのアウダ夫人救出劇がやっぱ好きですね。機械みたいに正確なフォッグ氏がたまーに見せるギャップがコントラストを出していて面白いです。
Posted by ブクログ 2024年01月09日
この作品の作者ヴェルヌはフランス人であるが、彼がイギリス人を主人公にし、フランスではなく、ロンドンをスタート地点にしたのかということを疑問に思わないだろうか?
ロンドンには有名なグリニッジ天文台があり、『八十日間世界一周』が出版された1873年にはロンドンに本初子午線を設定しようという案が既に出さ...続きを読むれていた(実際に採用されるのは1884年)。
イギリスが当時世界にたくさんの植民地を抱え、確かに世界の中心と言われても違和感はないかもしれないが、子午線という概念も関係していることに注意してみると面白いかもしれない。パスパルトゥーがロンドン出発後、国によって時差があるにもかかわらず一度も自分の時計の時差をなおさず、ロンドン時間を維持し続けたという要素もそれと関係している。
もちろんロンドン時間を維持することが物語のサプライズエンディングに影響するということも関係しているのだが。
また、なぜ単なる世界一周旅行記ではなく、80日のタイムアタック形式が魅力的なのかという話だが、無制限の旅行にすると、主人公たちは長い期間いろんな国に滞在することになり、展開がマンネリ化してしまう。80日という期間がそのマンネリ化を避け、目まぐるしい展開を提供している。
Posted by ブクログ 2018年11月05日
ヴェルヌを読むなど何十年ぶりであろうか。いま読むとチャチに感じる部分も多分にあるけれど、十九世紀の時代の熱さがそのまま伝わるような気がする。少なくとも子供のころに持っていた冒険への憧れみたいな感覚を思い出す。ストーリーテリングは軽快そのもの。また、無邪気ですらある進歩主義も読んでいて心地よい。
Posted by ブクログ 2012年11月22日
<概要>
冷静さと物事を行うことにかけて尋常ではない正確さを持つ紳士フォッグが、トランプ仲間との賭けで80日以内で世界一周を目指す。
以下あらすじはwiki参照。
<所感>
当時の情報量を考えると、著者による描写の細かさには目を見張るものがある。当時の人々が紀行として本書を愛した、というのも納得で...続きを読むある。
しかし如何せんオチが途中で読めてしまったんだよなぁ・・・まあ時代差あるし仕方ないか。