【感想・ネタバレ】結局、仮説で決まる。 思考を発散させて可能性を広げるクリティカル・シンキングのレビュー

柏木吉基

問題解決や企画提案を進めるときに「良い仮説」がなぜ必要なのか、良い仮説とは何か、仮説の立案法＆検証法を、豊富な事例と図を用いて実践的に解説します。特に、思いついた仮説アイデアを“ロジカル・シンキング”により構造化するテクニックと、批判的に考えて思考を広げる“クリティカル・シンキング”により多くの仮説アイデアを抽出する実践テクニックを惜しみなく公開している点で、仮説立案実践解説書の決定版と言えます。

[ブクログ · ★★★★★]

仮説をストーリー仮説、原因仮説、要因仮説に分けて、枠組みを使うことで発想を広げる、論理的・網羅的な仮説となることを分かりやすく解説。

[ブクログ · ★★★★☆]

ロジックツリーを用いた仮説立案の方法が、実例とともに紹介されていたことが参考になった。
またデータから立案しそれに合うように論理を展開していくことはついやってしまいがちなので、それに気づかせてくれたということも自分にとっては意義深い。