あらすじ
タイ在住20年のライターが綴るタイ社会/タイ人のリアル。旅行先や移住先として人気のタイだが、その実情はどのようなものか。家族も仕事もタイに根差してきたからわかるタイ人の本質とは。日常の小話から政治経済の情勢まで、あらゆる角度からタイ社会の実相に迫る。「格差の根源」「信心深さの背景」「保守層の強さ」「微笑の裏側」など光文社新書noteでの連載から特に反響の大きかった回を中心に、書き下ろしも加えて書籍化。
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Posted by ブクログ
タイについてのお勉強(?)のため、こちらを読んでみました。
著者の主観がかなり入った内容ですので、賛否両論また好き嫌い分かれそうですが、個人的にはタイのことを外国人の眼で内側から見た、また実体験したことに裏付けられた、フェアな内容なのではないかと感じました。「タイやタイ人が大好き、でも表面的な『好き』からもう一歩中に入った人」の客観的な見方だろうと思います。
内容的にも歴史、社会、政治、ビジネス、生活環境などかなり網羅的で、お陰さまで欲しかったひと通りのインプットを得られた気がします。
Posted by ブクログ
タイの現状が、一般人の目線で知ることができる、貴重な本であると思う。語彙や表現は、ビジネス書や小説には及ばないが、それが逆に、タイのありのままを伝えているようで、非常に参考になった。
Posted by ブクログ
読みやすく面白かった。
日本人である私にとってタイという国があまりにも異文化で、また著者のタイを冷静に観察して面白がっている感じも含めて笑えた。
特にタイの政治関係の話は、お笑いしてる?って感じで他人事だからかより笑えた。
タイは立地的にも割と身近に感じていたけど、その実態は同じアジアとは言え、似てるところが一つもないくらい日本とは全く違った価値観や国の構造で世界って広いなあと思わされた。