あらすじ
瞳を見せると不運を呼ぶという理由から目隠しをつけさせられ、城の中で隠すように育てられてきた第二王子・イクリス。彼が暮らすグルフープ王国では、ここ数年で爆発的に広がった瘴気に悩まされていた。この危機を解決しようと聖女召喚の儀式が行われるが、その場に召喚されたのは、なんと異世界の帝王・アーシャンティで…!? 覇王のようなオーラを放つアーシャンティに周りが怯える中、イクリスは勇気を振り絞り国を救ってほしいと願い出る。しかし、そんな姿を気に入った帝王は、報酬としてイクリスを自国に連れて帰ることを望んできて!?
※こちらは単話1～7話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
面白い！
正直、タイトルや表紙の絵から想像する物語とは、かなり違った。最後には思った以上に壮大なお話しになってびっくり。
規格外ない異世界帝王に愛される、自尊心の低すぎる第2王子。特殊な環境で育っていたのと、自尊心の低すぎからなかなか愛を受け入れられずイライラするほど。
でも、無自覚な行動がキュンキュンする。
何でも出来る帝王も、愛する者にはめっぽう弱くて、嫉妬から周囲に大人気ない態度をとったり、これまた可愛らしくなったり。
第2王子の成長を促し、見守り、自分で考えて選ばせる帝王はホントにカッコイイ！
とにかく面白い！
聖女を召喚するはずがなぜか異世界の帝王であるアーシャ様が現れたところから始まる物語。
タイトル通りなのは序盤だけ。メインはその後の物語になります。
THE帝王なアーシャ様。ささっと国を救い、その報酬として第２王子イクリスを自国ヘ連れ帰るわけですが、その裏にある設定が凝っていてとにかく面白いんです！
伏線の張り方もお上手です。最後まで読んで『あー、そういうことだったのか！』と納得しました。
表紙と試し読み部分の俺様アーシャ様の雰囲気で苦手意識を持ってしまって、購入を後回しにしていたのが悔やまれます。
設定に面白かった
両片想いでもだもだするのが好きなので、こういうライトノベル系は序盤ですぐ両想いになるので、そこは全然面白くなかったです。
ただ、伏線が色々凝りすぎてるのにうまく回収してたのと、物語の設定が珍しくてそこは面白かった
