あらすじ
呪術師ノアは、「人気者の騎士ラインハルトを呪おうとして失敗し、呪い返しにあった」という噂により、孤立を深めていた。しかし本当は、ラインハルトに向けられた呪いを咄嗟に受けたため、自らの左腕が呪われ痛みに苦しむ日々を過ごしていたのだ。このことをラインハルトに知られてしまうと、彼が四年前の「真実」に気づいてしまうかもしれない。ノアは懸命に隠していたのに、「俺はどうあっても、お前に惹かれずにはいられない運命らしいな」熱い想いに押し倒され挿入されてしまい――。一途な光の騎士と身代わりになった呪術師の溺愛ラブ!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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オタクは強し
異世界もので召喚された人が主人公ではない作品は初めて読んだかも。新鮮に感じます。
序盤のひたすら周囲から誤解され、冷たくされるノアが可哀想で、ものすごく重い作品なのかと思いましたが、やたら明るいオタクな神子が召喚されたあたりから雰囲気が変わります。影響力、半端ないです。オタクは強し...。
ラインハルトの誤解が解けたあたりからは展開も早くサクサク物語が進みます。呪術師シャロンとの対決も不気味な雰囲気の割にコメディタッチで『呪い』という言葉から連想される陰鬱さはありません。すっかりバカップルとなったノアとラインハルトのイチャラブを楽しむ作品ですね。全体に可愛い(というか、キモ可愛い?)印象の作品ですが、ラブシーンは濃いめです。
私的にはムギくんと猫人族の郵便屋さんたちの出番がもっとあって欲しかったかなぁ。