【感想・ネタバレ】おいしいふ~せんのレビュー

あらすじ

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めまぐるしく愛おしい88年間の日々を、『魔女の宅急便』の作者角野栄子が食を通して描き出す、ショートエッセイ集

たんぽぽの汁を吸って亡き母を想った子ども時代、弟と1コの卵を分け合った戦時下、初めての味に驚きの連続だったブラジル生活、『魔女の宅急便』の読者から届いたゆすらんめのジュース……。
めまぐるしく愛おしい88年間の日々を支えてくれたのは、いつも“おいしいもの”だったーー。
角野栄子ならではのユーモアと温かみにあふれる文章と、カラフルで愉快なイラストを散りばめたショートエッセイ56編をオールカラーで収載。
何気ない毎日の愛おしさに気がつき、前向きになれる一冊。

【内容】
Part1 ゆすらんめのジュース、カフェジンニョ、たんぽぽサラダ、メイズ・ビスケット ほか全14話
Part2 みそ汁問題、クリスマスの鍋料理、いちじくと小鳥、思い出は待っている ほか全14話
Part3 そーめんランチ、くりご飯、ぬか漬け、きょうの料理 ほか全14話
Part4 つまみ食い、孤独なスープ、卵さま、カリコリが好き ほか全14話

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Posted by ブクログ

角野栄子さんが、これ読んで更に好きになった。
『カラフルな魔女』の映画、近くでやっていなくて見られないので、まずはこの本を。

0
2024年03月15日

Posted by ブクログ

小さなおばけシリーズも角野栄子作品だったの?!
おばけのアッチは大好きな本のひとつだったので、思わぬ再会に興奮しました。
でも、それよりも驚いたことがひとつ、まさか角野さんがブラジルで生活をしていたなんて...!
なにを隠そう、私はブラジル国籍なのです。
あぁ、この本をお母さんに見せたらきっと喜ぶだろうなぁ、と思いながらソッパをこしらえる午後でした。
束の間のふるさとに心がほぐれる。

0
2024年08月05日

Posted by ブクログ

表紙の角野栄子レッドが素敵❤️

いちじくと小鳥で

あのねっとりとした食感と甘さは、忘れられない。時には実の中にアリが入りこんでいて、気がつかないで口に入れると、少し酸っぱい味がした。

って、アリよー!
蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻アリよ!
私も子供の時かじったら中に蟻が、それから60年近くいちじくを食べられなくなった自分。

はぁ~。
肝が違う。

角野栄子ミュージアムにも行きたい!

88歳でも衰えぬ面白がる好奇心
とオシャレ心。
お手本にしたい先輩です。






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2023年12月09日

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