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Posted by ブクログ
本と出逢えた(* ˊᵕˋㅅ)
彼らのように、何かに対して恋焦がれるような情熱を持ったのは何時ぶりだっけ....
チェスに懸ける想いと、抱えてきた痛み。
特に冴理ちゃん。
彼女にとってはチェスだったけれど、
私にとっては読書だった。
それは心の拠り所でもあり、私を私たらしめてくれる支えでもあった。
Posted by ブクログ
チェスのルールをあまり知らない私でしたが、ページをめくる手がとまらず一気に読み終えた作品。好きなものに熱中することの尊さと、どんなに劣勢でも勝利を諦めない登場人物たちの胆力に心を掴まれました。特に決勝戦後の釣崎のセリフ、、、ぐっときました!
Posted by ブクログ
読後感がとてもいいです。
チェスによって人生が変わった人達のお話。
チェスの知識がなさすぎて、試合運びが???となったところもありました。
ルールがわかればもっと楽しめそう。
釣崎かっこいい。
ずるいなー。
こっちはギャップに弱いんだから!
まんまと泣かされました。
Posted by ブクログ
感想
チェスに全てをかけた人達の熱いお話。自分も将棋は馴染みあるが、チェスは馴染みがない。でも、確かに世界的にはチェスの方がメジャーだよな。
ルールはよく分からなかったけど、色々な戦略があること、すぐに終わることもあること、子供でも世界チャンピオンになる可能性があることなど意外性のあるゲームなのだと思った。
あらすじ
小学五年生の透は、身体の一部が急に動かなくなる病気で入院していた。何度目かの入院で絶望していた透は、向かいで入院していた輝と出会い、チェスを教えてもらう。別の病室にいた瑠偉と3人で必死にチェスを勉強する。そんな二人も病気を治して、透も病気を治し、中学生になった。輝は事故でこの世を去っていた。
高校生になり、瑠偉が所属する高校のエースの樽山はプロを目指すか迷っていた。彼の前に立ちはだかるのは透だった。透に負けたら引退しようと決めた樽山は、負けるが、彼女の真妃に励まされて、チェスを続ける。
全盲のサエは、小さい頃から母親に期待をかけられてピアノをやってきたが、ある日嫌気がさして辞める。母親からはピアノを辞めた日にあなたは終わったと告げられる。そんな時、チェスに出会う。祖母に樽山がやるチェスカフェに連れて行ってもらい、没頭する。チェスで有名になり、母親を見返すと誓う。
釣崎は、不良の時に樽山に出会い、彼がかけるチェスへの熱い想いを知って、チェスを学び始め、紆余曲折はあったものの、日本人初のGMとなる。アメリカでイタリアマフィアの仲間入りをしたが、仲間に嵌められ、大金を稼ぐ必要にかられる。
日本では、瑠偉が賞金1億円のチェス1グランプリを開催し、盛り上がる。決勝は、癌で余命いくばくもない透と、負ければ死が待っている釣崎との文字通り命をかけた闘いになる。