【感想・ネタバレ】逃げられる人になりなさいのレビュー

神垣しおり

[ブクログ · ★★★★★]

卒業生です。
自分の思考は、中高時代に学んだり考えたり行動したこと、から成り立ってるんだな、と再確認しました。

[ブクログ · ★★★★☆]

聖書を引用して透き通ったやさしい言葉で包み込んでくれるから、頑張り過ぎてしまって潰れかけた人の心にも反感なく届きやすい内容だった。これからどんな自分になりたいか模索している人にも助言となりそうな言葉が数々添えられていた。

[ブクログ · ★★★★☆]

僕はとある作品のオタクなんですが、僕がその作品から受け取ったものと、この本に書かれている内容はかなりの部分が共通していました。やはり人生に役立つ教訓やメッセージは普遍的なんだなあと思いました。
聖書に興味が湧いたので、今度近くの教会に足を運んでみようと思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトルに惹かれて手に取った本。
部分的に見ると共感できたり、勇気を貰える本だが、まだ10代の若造には作者の経験に共感出来ずそのギャップに苦しんだ。
本当にタイトルだけで何も見ずに購入したので、キリスト教、ファミリズム志向が強すぎてうーんともなる。
「神様は私達が耐えられないような試練に遭わせることはない」「試練は喜ぶべきもの」
確かにそういう考えも素敵だが、この考えは試練を乗り越えてこそだと。
性暴力や家庭内のいざこざなど、理不尽な出来事によるトラウマに現在進行形で苦しんでいる人にとっては余計に苦しくなってしまうだけかもしれない。
この本は心の傷がまだ浅いうち、もしくは心に余裕があればあるほど刺激される本だと思う。
ただ、もう少し年齢を重ねるともっと心の支えになってくれるかもしれないと感じたので手元には置いておこう。
否定的な感想ばかりになってしまうが、沢山学ぶことがあった。
分かっていても心に余裕がないと意識できないことを認識させてくれる。