あらすじ
できる営業のつもりでいた中川正午が新しく任された取引先……そこは経営経験ゼロの天真爛漫な青年・岡崎一が営む、どう考えても潰れそうな町工場だった。リストラの前触れかと落ち込む正午をよそに、一は腹が立つほど前向きに仕事をこなしていく。年下の男は嫌いで、自分の名前も嫌いだった。それなのに「まひるさん」と嬉しそうに呼んで懐いてくる一が、次第に特別な存在になってきて……。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
営業の「正午」と書いて「マヒル」読む主人公(受け)と下請け工場のワンコ系攻めの話。この作者の話は当たりはずれがあるんだけど、この話は結構好きだった。父親に似た上司に懐く受けに嫉妬する攻めとか、男が好きだと告白して勘当された実の父親に二人で挨拶に行く話とか、真面目に先のことを考えてるのが好き。最初は水ぶっかけられる(レインコート&ビニサンで武装)とか、家に入れてもらっても聞きづらそうにしてるお父さんに先回りして答える(自分が受けです)ってエピソードが微笑ましかった。理解ある攻めの家族とか、受けの優しい和服美人なお母さんとか、周囲も良かったなー。
Posted by ブクログ
「マッチ売り」の二冊のあとに読みました。
随分毛色が違う作品で驚いたものの、がっつり読ませてくれて流石です!
草間さん、こういう普通の話も描かれるんですね。
いやあ、二人とも可愛くて、最後まで楽しませていただきました。
この話は、リーマンBLで一番好きです。初めて読んでから、他に400冊程BL漫画を読んで、リーマンものも数多くありましたが、矢張り今でも一番好きです。
くっついてしまう課程があまりに短かったので、此処ももう少し丁寧にやっていただけたら良かったなあと思いつつも、簡単に始まった本気もまたありかと思うので、これもまたよし。片想いは長かった訳ですし。
またいつか続編を描いて下さったらなあと思うのですが、描いていただけなくてもこの二人はずっとこのままなんだろうなあとほくほくしてしまいます。
末永く、お幸せに。
Posted by ブクログ
年 下 攻 め 。
かなり理想の年下攻め。五十嵐部長もいい味出してて、お話としても最高に面白い。すき。こういうビーエル増えればいい。